更年期のお悩み解消コース

更年期とは閉経前後の約10年間を指します。

閉経とは卵巣の活動性が次第に消失し、ついに月経が永久に停止した状態をいいます。
月経が来ない状態が12か月以上続いた時に、1年前を振り返って閉経としています。

更年期には、さまざまな症状が生じますが、その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」としています。

生理が順調に来ているときに更年期障害のような症状が現れても、それは更年期障害ではなく、自律神経の乱れとして、区別されています。

更年期障害の主な症状は、ホットフラッシュ、発汗などですが、ほかにも様々な症状が生じ、個人によっても全く異なり千差万別といえます。

更年期障害の主な原因は、女性ホルモンのうちエストロゲンが、大きくゆらぎながら低下していくことです。

その上に加齢などの身体的因子、成育歴や性格などの心理的因子、職場や家庭における人間関係などの社会的因子が複合的に関与することで発症すると考えられています。

エストロゲンの分泌低下は、脳の視床下部と呼ばれる自律神経と密接に関係する場所に大きな影響を及ぼします。

このことにより、更年期障害では、自律神経失調症に似た多彩な症状が現れてくるわけです。

鍼は皮膚の神経を刺激し、その刺激が脊髄から脳の延髄、中脳、視床下部などに伝わります。

鍼刺激を受けた脳の各部位で自律神経の調節だけでなく、抗ストレスホルモンや心地よい状態を作り出すホルモンなどを分泌させることができるとされています。

また、加齢によるエストロゲン分泌低下をゆっくりとソフトランディングさせることもかのうとされています。

このように鍼灸は、女性ホルモン分泌の乱高下を緩やかにするだけでなく、更年期障害を作り出している視床下部の乱れを改善でき、また、更年期障害の要因の一つである心理社会的ストレスを解消することもできます。

更年期障害ではさまざまな症状が生じますが、鍼灸はその様々な症状をまとめて改善することができます。

これらのことによりあなたが鍼灸を受けると更年期障害のお悩み解決に繋がります。

また、継続して鍼灸を受けることにより更年期障害だけだなく、冷え性や肩こり、腰痛、頭痛なども同時に解決することも可能です。

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片頭痛さようならコース

突然起こる耐えられない頭痛やダラダラ続く頭痛にさようならするコースです。 頭痛になると仕事や勉強に集中できず、辛く、イライラしますね。また、せっかく親しい友人と食事などをしていても頭痛のせいで楽しめない経験もあると思います。 ほとんどの頭痛は、命に関わりはありませんが、中にはそうではない頭痛もあります。 あなたが簡単に見分ける方法には、以下のようなものがあります。 1. いつもと違う頭痛 2. いつ起きたかはっきりと分かる頭痛 3. 1週間単位で徐々に悪化する頭痛 このような頭痛が生じたときには、直ぐに専門医への受診が必要になります。 鍼灸が効果的な頭痛には、以下のようなものがあります。 1. 緊張型頭痛 2. 片頭痛 どちらも、どれほど痛くても命に関わりはありません。 緊張型頭痛は、弱い頭痛がだらだらと続き、片頭痛は発作的に強い頭痛が起きるという特徴があります。 また、だらだらと続く頭痛と発作的な強い頭痛の両方が生じるケースもあり、混合型頭痛と呼ばれています。 緊張型頭痛は、長時間のパソコンやスマホの使用などにより、肩・首の筋肉の血流が悪化し、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、これが神経を刺激して痛みを引き起こします。 また、精神的ストレスが持続することにより、脳の痛みを調整する部位が機能不全を起こすことにより生じることがあります。 片頭痛の原因は、三叉神経血管説が有力とされていますが、未だはっきりと解明されていません。 片頭痛は比較的強い痛みがあり、仕事や勉強が全く手につかなくなる、身体を動かすと痛みが強くなるので、寝込んでしまうこともあります。 他には、匂いや音に過敏になることもあります。 近年の研究では、片頭痛も緊張型頭痛と同じように、脳の痛みを調整する部位の機能不全があることが指摘されています。 鍼灸は、この緊張型頭痛と片頭痛の両方の頭痛に対応することができます。 一つに鍼灸は筋肉の緊張を緩める、血流を良くすることを得意にしているからと言えます。 また、自律神経を安定させ、脳血流を増やすこともでき、これらの作用により脳の痛みを調整する部位の機能を安定にし、その結果、頭痛を消失させることができます。 これらのことは、埼玉医科大学の「片頭痛に対する鍼治療効果とその作用機序」やNHKの「頭痛を改善!鍼灸のチカラ」などでも紹介されています。

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眼科領域の鍼灸コース

眼科領域の鍼灸治療コースは、眼科領域の疾患や症状改善を行うコースです。 鍼灸灸治療で網膜や視神経の周辺の血流改善、炎症鎮静化をすることで、症状の改善や疾患の治癒を目指しましょう。

豊かな命を育む妊活鍼灸コース

妊娠を望まれている、まだ結婚はしていないけど生理不順や冷え性などの不調が気になる、そんなあなたが、いつでも妊娠できるよう身体を整えるための鍼灸です。 妊娠するには、身体の状態を整え、妊娠しやすい土台作りをしておくことが大切です。 あなたを妊娠に導く3つのチカラとして、「免疫」「血流・栄養」「ホルモン」があります。この中の1つだけでも、働きが低下してしまうと、妊娠する力が落ちてしまいます。 鍼灸院 天空が行う妊活鍼灸は、この3つのチカラをバランスよく高めることで、あなたの妊娠する力を、最大限に活かせるようにしていきます。 不妊治療に対する鍼灸の有効性については、「生殖補助医療を受けている患者の妊娠率に対する鍼治療の影響」「生殖補助医療(ART)を受けていない不妊女性のための鍼治療:系統的レビューとメタ分析」などの論文でも、有効性が示唆されています。 手足がいつも冷たい。 生理周期が安定しない。 生理の量が減ってきた。 子宮内膜が薄いと言われた。 自分でする妊活に行き詰っている。 ステップアップをするべきか悩んでいる。 体外受精まではしたくない。 体外受精や顕微授精でも妊娠しない。 卵胞が成長しなくなってきた。 薬の副作用が怖い。 精子の質が悪い。 病院での不妊治療に疲れてきた。 このようなお悩みを持つ方に鍼灸でできることは、 全身の血流を良くし、冷えにくい身体にする。 生理周期を安定させる。 子宮内膜の肥厚がおきやすくなる。 不妊治療のストレス緩和。 AMHの値や卵の質を改善させる。 薬に頼らず、あなた自身の妊娠する力を高める。 胚移植の当日に鍼灸をすることで、着床率が上がる。 精子の質が良くなる。 妊娠初期のつわりを改善など、妊娠後のケアもできます。 働く女性が増え、晩婚化などで卵子の老化が危ぶまれる中、年齢への不安と共に不妊治療を始める人は増加しています。 また、若くてもなかなか授からず、焦りやストレスを感じておられる方も、どうぞご相談ください。 生理周期に合わせてツボを選んで施術を行うため、週に一回の頻度でご来店いただくことをおすすめします。 そして、当院はあなたが妊娠するだけではなく、安全に出産し楽しく子育てできるというところまでサポートさせていただきます。

胃腸のお悩み解消コース

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