⑥2019年日本うつ病学会の権威である「下田光造賞」を受賞
当院では、最新かつ最良の医学知識や治療法にアップデートすべく、大学や研究機関との連携、学会等で発表や研修会に参加するなど、日頃からスタッフ一丸となって研鑽に努めています。
当院の院長である加藤正は、「うつ病の抗うつ薬による必要以上の副作用を減らし、治療の効果を高めることで治療からの脱落を防ぎ、うつ病を最小限の薬で最大限の効果で治療するための臨床研究」(京都大学の主導のSUND研究)の共同研究に参加し、2019年には日本うつ病学会の最も権威ある「下田光造賞」を民間のクリニックでは初めて受賞しました。
下田光造賞とは
下田光造[1885-1978]は、躁うつ病に特有な病前性格を見出しました。国際的にも未だに引用されているように、下田学説は日本を代表する研究です。また下田は、脳の病理組織学的研究に従事しつつ、森田療法を高く評価するなど、幅広い視野を持つ研究者でした。
この下田氏の功績にちなみ、気分障害の医学の進歩に最も貢献し、賞の名にふさわしい研究論文を執筆した筆頭著者に対して日本うつ病学会が「下田光造賞」を授与しています。