①患者様を薬漬けにしない治療を行います
当院では、薬で症状を抑える必要がある急性期以外は、薬の量をコントロールしながら、できる限り薬に頼り切らない治療を心がけています。薬以外の方法で、患者様自身が病気を乗り越える力(自己効力感)を高めることを目指し、各病気に合った治療プログラムなどを取り入れながら治療を行います。また、薬を処方する場合においても、病気や薬の最新の研究やエビデンスをもとに最適かつ最小限の薬の処方量を心がけ、漢方薬などを取り入れながら処方します。
その後、症状が少し落ち着いてから、患者様や困りごとに役立つ治療プログラムを加えることで、プログラムと薬が自動車の両輪のように働き、最小限の薬で最大限の治療効果につながって再発を抑えることができます。当院では、これが本当の「薬に頼り切らない治療」だと考えています。