マッサージについて
「皮膚は第二の脳」といわれるほど脳と密接な関係があります。皮膚が気持ちいいと感じている時には脳も気持ちいいと感じているし、皮膚が暖かいと感じている時には脳もほっこりと温まっています。
難しい話をすると、表皮と脳は同じ外胚葉からできていて、つまり同じものなのです。
だからマッサーを受けると脳がほっこりとして、気分も軽くなるんですね!
当院のマッサージはゆっくりとしたリズムです。副交感神経を刺激して脳が休まるマッサージです。ぜひ経験してください!
ところで、、、
⭐️仕事としてマッサージをするはマッサージの国家資格が必要です。
正式には「あん摩マッサージ指圧師」という名前の国家資格で、この資格をとるには専門学校に3年間通って、さらに国家試験に合格しなければなりせん。
「あん摩マッサージ指圧師」は手技療法の3つの手技を含みます。
【按摩】中国から伝わってきたいわるゆ「もみほぐし」の手技ですが、押したり摩ったりといった手技もありますので、ようするに手技療法の基本です。中国の流れをくむ、つまり東洋医学の手技のひとつです。
【指圧】親指で押すことを繰り返す手技で、日本で始まったとされています。「ツボ」を押して健康になるとイメージされていますが、じつは「ツボ」とはあまり関連のない手技です。当院では按摩の手技の中でリズムをつけるニュアンスで取り入れています。
【マッサージ】資格上でのマッサージの意味は、フランスから伝わったオイルを使ったマッサージのことです。肌にオイルなどを塗って直接行います。言葉の響きがいいので、手技療法全体を表すものとして使われるようになりました。
繁華街などにアロマオイルを使ったマッサージのお店がありますが、まさにその手技です。(国家資格を持っているとは思えませんが。)
専門学校ではオイル(もしくはタルク)を使っての実技の授業がありますし、実技試験もありますので私もその技術を習得してはいますが、私の目指す東洋医学の世界ではありませんので当院では行っておりません。
またいずれの手技も自分や自分の家族、友人にしてあげることに関しては資格は必要ありませんので、当院では自分でできるセルフマッサージやパートナーにマッサージをしてあげる際のコツなどをアドバイスしています。
どうをお気軽にお尋ねください。
⭐️鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師になりたいと言う方へ。
鍼灸師の資格が取れるのは全国の盲学校と鍼灸の専門学校です。あん摩マッサージ指圧師の資格が取れるのは、全国の盲学校と、一部の鍼灸の専門学校です。一部と申しますと、関西では行岡医療専門学校長柄校、関西医療学園専門学校、京都仏眼鍼灸理療専門学校の3校だけです。
鍼灸マッサージ師になりたいという方はこの3校のうちどれかに入ってください。
3年間通ってそして国家試験に合格しなければなりません。実技試験はそれぞれの校内で行われ、筆記試験は桃山学院大学で行われます。
2月の寒い時期に国家試験が行われ、4月の上旬に合格通知が届きます。この通知が届くとすぐに鍼灸院などで勤務することができますが、独立開業となると近年はだんだんと難しくなってきているのが現状のようです。