【抜毛や細毛を軽減させる秘訣とは】

抜毛や細毛は年齢とともに、ホルモンバランスの乱れが要因となりヘアサイクルの乱れが原因となります。

これは自分自身ではコントロールできないことです。
けれど他に
・栄養バランス
・血液の循環不全
・ストレス
・頭皮トラブル
・生活習慣
・過度なダイエット

6つの要因からヘアサイクルが乱れることが原因となっているともお伝えしました。

これらのことは自分自身でコントロールできることでもあります。

どんな仕組みなのか見ていきましょう。

頭皮には角質・皮脂・細菌などの汚れが付着しています。
これらを放っておくと毛穴を詰まらせ
頭皮角質の新陳代謝や皮脂の分泌に異常をきたします。
皮脂が過剰に分泌されると過酸化脂質となり頭皮の炎症を引き起こします。
新陳代謝がみだれると肉眼で確認できるようなフケとなって毛穴を詰まらせます。

これらのことで毛根機能に影響を及ぼすのです。
その毛根の一部、毛乳頭には多くの末梢血管が入り込んでいてそこから毛母細胞に栄養が送られます。

この栄養によって細胞分裂を繰り返すことができるのですが年齢やストレス、過度なダイエットなどにより
毛細血管を委縮させ、毛母細胞への栄養分の補給を低下させてしまいます。

その結果細胞分裂が正常に行われなくなってしまうのです。

これらがヘアサイクルの乱れる流れです。

簡単にいうと『頭皮の状態と血液の循環はヘアサイクルに多いに関係がある』と覚えておいてください。

頭皮の毛穴をつまらせない!
頭皮の血行を良くする!

頭皮の状態を整えるにはあなたなら何をしますか?
汚れをつけたままにしない
そのためにはどんなことをしますか?
そう、毎日きちんとシャンプーリンスをしましょう。

血液循環を正常に保つために何をしますか?
髪に必要な栄養をきちんと摂取しましょう。
生活習慣を整えてストレスを軽減しましょう。
マッサージをして直接血液の循環を促しましょう。

どれもこれも今すぐできることでよすね。
できることから始めてみましょう。

“オトナ女子専門の髪の病院”
beauty&health seven+

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【髪のダメージケアで必要な4つのこととは?】

前回は髪を健康にするポイントについてお話ししました。 髪を弱酸性に保つタンパク質がいっぱい詰まっている状態をキープする この二つが大事です。 逆に言うと髪がダメージを受けた状態はこの二つの条件が満たされていない状態であるといえます。 その状態になってしまう要因を今回は説明していきます。 髪のダメージの主な外的要因は4つあります ①ヘアカラー・パーマ ②紫外線 ③熱 ④間違ったヘアケア これらが髪にどのような影響を及ぼすかというと、 ①ヘアカラー・パーマは 髪をアルカリ性にかたむけることによりキューティクルを軟化させ薬剤を髪に浸透させるためキューティクルが剥がれ落ちやすくなり、ツヤがなくなる要因となります。 また、髪の内部のコルテックスが流出し、髪がパサついてしまいます。 ②紫外線は タンパク質を変性させて分解させる働きがあるため、髪の主成分ケラチンタンパクを分解させるだけでなく、アミノ酸チロシンでできているメラニン色素も分解してしまい髪の色を変色させてしまいます。 ③熱は タンパク質を溶かし変形させ固めてしまいます。 そのためキューティクルも髪の内部のタンパク質を変形させてかためてしまいます。 その状態で、手ぐしを入れたりブラッシングすると、固まった髪が折れてしまい、中の栄養分(コルテックス)がドンドン外に流れ出てしまいさらにダメージを進行させてしまいます。 ④間違ったヘアケア アルカリ性のシャンプーやリンス(コンディショナーやトリートメント)は髪の内部の成分を流出させたり、接着成分の強いスタイリング剤や強いブラッシングは髪のキューティクルを傷つけてしまいます。 これらの日々の積み重ねであなたの髪はダメージを受けたまま悪循環に陥ってしまいます。 では髪のダメージの要因がわかったらそれらの要因に対してどう対応したらよいでしょうか⁉️ あなたができることはご自宅でのホームケアです。 ①酸性のシャンプートリートメントを使うこと ②強いブラッシングはしないこと ③接着成分の強いスタイリング剤は使用しないこと ④髪の内部の成分を補充するようなトリートメントをすること 毎日髪の健康な状態を意識してください。 私たち美容室では ①髪内部のコルテックスを補充 ②キューティクルの状態の正常化 ③髪の酸性保持 を行います。 美容室でのケアとホームケアで髪のダメージからあなたの髪を守りましょう。 今回は髪のダメージの要因を知ることでダメージの解決策を改めて知ってもらうことが目的のお話でした。 例えば、月に1回美容室へトリートメントだけをしに通う方がいらっしゃいます。 ここでよく勘違いをされる方がほとんどなのですが、毎月1回美容室でしっかりと髪のケアをしたとしても、年間にするとたったの12回しかケアをしていません。 じゃあ残りの353日はどこでケアをすれば良いと思いますか⁉️ そうです、自宅ですよね❗️ だからホームケアはとても大事なんです。 “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【健康な髪の条件とは⁉️】

化学的に髪を知ることで、 なぜ髪にカラーが染まるのか⁉️ なぜ髪にパーマがかかるのか⁉️ なぜ髪にダメージが生じるのか⁉️ そして どうしたら髪が健康な状態になるのか⁉️ がわかるようになります。 知りたくなってきませんか? それでは・・・ 「髪が健康」っていうけど、 一体どういうことなのでしょう⁉️ まずはその条件の一つとして、 《健康な髪の4つの条件》 毛髪は以下の4つの結合がなされていることで、しっかりと健康な状態を保っています。 ◯水素結合 髪が濡れることで結合が切断され、再度乾かすことで再結合されます。 自然乾燥だと結合されず、乱れた状態で再結合されるため、うねりなどが生じる原因になります。 ◯イオン結合 ⊖イオンと⊕イオンの結合です。 健康な髪の状態はPhが弱酸性(4.5~5.5Ph)で、この時、イオン結合がしっかり結合している状態です。 髪のPhが乱れると(パーマ、カラー剤などのお薬で)、イオン結合は切断されます。 ⊖イオンと⊕イオンのバランスが悪くなります。 ※Phとは・・・ 酸性か中性かアルカリ性かを示す単位です。 髪は弱酸性が健康な状態になります。 これ、すごく大事なので是非覚えておいて下さいね‼️ ◯シスチン結合 システイン2分子が結合したもの。 ※システイン(アミノ酸)×2個⇒シスチン(アミノ酸) ※タンパク質は分解するとアミノ酸という小さい単位になります。 アミノ酸が2~100個集まるとポリペプチド(PPT) 100個以上集まるとタンパク質になるんです。 アミノ酸<PPT<タンパク質 というイメージになります。 ◯ペプチド結合 アミノ酸の基本的な結合で一度切断されると、二度と結合されることはありません。 過度なダメージ(枝毛など)がこれにあたります。 いかがでしょうか? 今日のまとめです。 髪は、 4つの結合が良い状態でなされていることで、健康な状態といえるのです。 今日のキーポイントは、 髪はタンパク質の結合が保たれ、 イオン分子によるバランスが保たれ、弱酸性の状態が保たれている‼️ということです。 こんな風にざっくり覚えておいていただければ十分です。 次回は髪の特性についご説明します。 お楽しみに‼️ “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【髪ってどんな構造なの?】

今回は髪の内部の80%を占めるコルテックスについてもう少し詳しくお話しします。 コルテックスは、 ①フィブリル ②マトリックス ③細胞膜複合体(CMC) ④メラニン で構成されています。 これらは私たちの身体で例えていうなら、 ①骨格=フィブリル ②お肉=マトリックス ③細胞膜複合体(CMC)=血管 ④肌色=メラニン というイメージです。 そしてこの中でも特に知っておいてもらいたいものが ・マトリックス ・細胞膜複合体 マトリックスは、ケラチンタンパク質で構成され髪のしなやかさ弾力のもとになっています。 マトリックスがなくなるとツヤと潤いがなくなりハリのない髪になってしまいます。 細胞膜複合体はケラチンタンパク質などで構成され、キューティクルとコルテックスをつなぎ更にはマトリックスにもつながっています。 水分を保ち、毛髪に柔軟性を与えています。 そして、パーマやカラーは、細胞膜複合体である血管を通って薬剤をコルテックス内部にいきわたらせ、お肉であるマトリックスに変化を与えているのです。 キューティクルが傷み、しっかりと引き締まった状態でないと細胞膜複合体を通ってマトリックスが外部へ流出してしまいます。 お肉であるマトリックスがスカスカの状態であると、変化を与える物がないので、パーマもキレイにかかりませんし、かかってもすぐにとれてしまいます。 カラーもキレイに染まりませんし、すぐに色落ちしてしまいます。 お肉がスカスカなので、ハリもありませんしツヤもありません。 マトリックスは髪の健康にもパーマのかかりにもカラーの染まり方にもとっても重要な役割を担っていることがわかっていただけたかと思います。 今日のキーポイント マトリックスが満タンでないと髪のハリやツヤが失われる。 マトリックスが満タンでないとパーマやカラーはキレイにかからない。 髪の内部の状態は髪の健康に大いに関係あるんです。 次回はあなたの髪の状態別に、髪に何が起きているのか考えていきましょう。 “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【そもそもトリートメントって何なの?】

シャンプー、リンスのお話をしたので 今回はトリートメントについてです。 シャンプーで髪と頭皮の汚れを落とし リンスで髪と頭皮を保護します。 では トリートメントは〈何のために使う〉のか お話していきます。 トリートメントの働き トリートメントは    髪の内部に働きかけ髪のダメージを補修、   健康な状態に近づけます。 リンス(コンディショナー)は髪の表面だけに働きかけるもの トリートメントは髪の内部にも働きかけるもの と覚えておくとわかりやすいです。 トリートメントの成分 トリートメントの成分は 「髪の内部の補修をする」ことを考えるので そのために必要なものを補う必要があります。 以前、健康な髪の条件は 『髪の内部が髪の主成分タンパク質で満たされている』 とお話ししたことを思い出してください。 トリートメントはリンスの成分とほぼ変わりはありませんが タンパク質成分が多く含まれています。 トリートメントの正しい使い方 ①シャンプーで髪と頭皮を清潔にする ②トリートメントで髪の内部に栄養を浸透させる この順番で使用してください。 髪の表面を覆ってからでは髪の内部に 働きかけづらくなってしまうので 「内部に栄養を入れてから蓋をする」 と覚えておいてくださいね。 この工程を毎日髪のダメージに合ったモノで行ってください。 ダメージが重度の場合は 髪の状態が落ち着くまで 回数を増やして行ってください。 最後に重要なのは使用量です。 使用量を正しく守って髪に塗布することが大切です。 少なすぎては効果がありません。 トリートメントの容量・用法を正しく守って トリートメントの効果を最大限にいかしてくださいね。 トリートメントをする意味は・・・ 髪を傷んだまま放置しておくと どんどんとダメージが進んでいきます。 傷んだ部分からどんどんとタンパク質が流出し ダメージが進行してしまうのです。 それを防ぐためにタンパク質を補給し ダメージの進行を防ぐためにも トリートメントをしてあげてください。 髪が健康な状態になる手助けをしてくれます。 最後に・・・ トリートメントは 今のあなたの髪を 健康な状態にする手助けをしてくれます。 新しく伸びてくるあなたの髪も 健康な状態にするためにも 正しい使用方法で自宅でのケアをしてください。 “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【パサついた髪とツヤがある髪の違いとは?】

前回は皮膚の内側にある 毛根部のお話をしました。 毛根部は健康な髪を製造している重要な部分です。 健康につくられた髪は、皮膚の外側へのびていきます。 今回はその外側の部分である毛幹部の構造についてのお話・・・ 要するにいつも自分自身が手に触れている髪の部分です。 一本の髪は平均して0.1ミリの太さです。 その一本が3つの構造に分かれています。 その3つがあなたの髪の状態をつくっていると考えてください。 その3つは ①キューティクル ②コルテックス ③メデュラ その3つのうちのキューティクルは、よく耳にすると思いますが一体どんな役割があってどんな状態が良いのかを知っている人は少ないです。 まずは *キューティクル* ツヤツヤ、サラサラな髪はキューティクルの状態で決まります! ――キューティクルの特徴―― ・髪の表面を覆っている ・根元から毛先に向かって鱗(うろこ)状に6~8枚で重なり合っている。 ・ケラチンタンパクを主成分としている。 ・硬い反面、もろくて摩擦に弱い。 ⇒この特徴からわかることは? ①髪の見た目はキューティクルの状態 ②一枚で覆われていないので内部とのつなぎ目も鱗の数だけ無数 ③タンパク質が分解されると髪の状態が不安定になる ④乱暴な扱いはキューティクルを破壊する ――キューティクルの役割―― 外側の刺激から毛髪内部を守り毛髪内部のタンパク質や水分などを外へ流出させないようにする働きがあり、それによって髪のツヤを作ります。 ⇒この役割を正常に働かせるには? ①髪の等電帯であるPh4.5~5.5の酸性の状態を保ちキューティクルを髪表面に密着させる。 ②髪を引っ張るようなブラッシングはNG 優しく大事に扱う。 パサパサな髪は、キューティクルの形態がばらばらで表面から浮いた状態になっています。 ツヤツヤな髪は、規則正しく鱗状に並んで表面に密着しています。 これが健康なキューティクルの状態。 この状態がツヤツヤ、サラサラをキープします。 あなたのキューティクルはどちらですか? 今日のキーポイント 髪の表面のキューティクルはとても繊細です。 そして髪の内部との出入口となり 前回は皮膚の内側にある 毛根部のお話をしました。 毛根部は健康な髪を製造している重要な部分です。 健康につくられた髪は、皮膚の外側へのびていきます。 今回はその外側の部分である毛幹部の構造についてのお話・・・ 要するにいつも自分自身が手に触れている髪の部分です。 一本の髪は平均して0.1ミリの太さです。 その一本が3つの構造に分かれています。 その3つがあなたの髪の状態をつくっていると考えてください。 その3つは ①キューティクル ②コルテックス ③メデュラ その3つのうちのキューティクルは、よく耳にすると思いますが一体どんな役割があってどんな状態が良いのかを知っている人は少ないです。 まずは *キューティクル* ツヤツヤ、サラサラな髪はキューティクルの状態で決まります! ――キューティクルの特徴―― ・髪の表面を覆っている ・根元から毛先に向かって鱗(うろこ)状に6~8枚で重なり合っている。 ・ケラチンタンパクを主成分としている。 ・硬い反面、もろくて摩擦に弱い。 ⇒この特徴からわかることは? ①髪の見た目はキューティクルの状態 ②一枚で覆われていないので内部とのつなぎ目も鱗の数だけ無数 ③タンパク質が分解されると髪の状態が不安定になる ④乱暴な扱いはキューティクルを破壊する ――キューティクルの役割―― 外側の刺激から毛髪内部を守り毛髪内部のタンパク質や水分などを外へ流出させないようにする働きがあり、それによって髪のツヤを作ります。 ⇒この役割を正常に働かせるには? ①髪の等電帯であるPh4.5~5.5の酸性の状態を保ちキューティクルを髪表面に密着させる。 ②髪を引っ張るようなブラッシングはNG 優しく大事に扱う。 パサパサな髪は、キューティクルの形態がばらばらで表面から浮いた状態になっています。 ツヤツヤな髪は、規則正しく鱗状に並んで表面に密着しています。 これが健康なキューティクルの状態。 この状態がツヤツヤ、サラサラをキープします。 あなたのキューティクルはどちらですか? 今日のキーポイント 髪の表面のキューティクルはとても繊細です。 そして髪の内部との出入口となり、とても重要です。 戸締り用心  火(熱)の用心 次回は3つの構造の残り2つの構造についてお伝えしていきますね❗️ “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【髪を健康にするために必要なこととは?】

今回から髪の構造についてお話ししていきます。 一本の髪は 皮膚の外側にある部分が毛幹部 皮膚の内側にある部分が毛根部 にわけられます。 今回は普段目に見えない毛根部のお話です。 髪を一本抜くと毛の根元が丸く マッチ棒のような形をしているのを見たことがありますか? この部分は毛球といわれ 髪の大事な要素が たくさん詰まっています。 まずは ➀毛乳頭 毛細血管から運ばれてくる栄養などを毛母細胞に供給する場所です。 ②毛母細胞 毛乳頭の周りに存在する細胞で、 細胞分裂を繰り返すことで毛髪が成長します。 ③メラノサイト/メラニン色素 メラノサイトでメラニン色素を作り出し毛母細胞と共に髪に色をつけて成長させます。 ↑髪の色のお話でご紹介したのを覚えていますか? 3つの構造を知るとわかることは それは、 毛根部は髪の成長にとても重要な部分であるということ。 髪に必要な栄養をとりこみ、 髪に色をつけて成長させている場所なんです。 髪は勝手にのびてくるわけではありません。 必要な栄養を取り込んで 細胞分裂を繰り返し あなたの髪をつくっているのです。 この場所が正しく機能されなければ健康な髪が成長することができなくなるのです。 心身共に不安定な時期に、 髪が細くなったり 抜け毛が増えたり 白髪が増えたりすることは、 当然起こることなのです。 反対に心身ともに健康な 状態を保つことは、 髪を健康に保つこととつながっているのです。 髪の構造を知ることは、 髪を健康にするために必要であることを理解していただけたでしょうか? 今日のキーポイントは、 髪の見えない部分は、 髪の健康を製造している重要な部分! 心身の健康は髪の健康につながっている! 髪を健康に保つための仕組みさえ理解して頂ければ細かい名称を覚えなくても大丈夫です。 それを意識して行動に移して下さい。 毎日その行動をして下さい。 それが習慣になります。 “習慣を制する者は人生を制す” 誰かの言葉にありましたよね? “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【お顔よりも髪の方が大切ってご存知ですか?】

“髪は、 いくつになっても若くキレイに見られるための命綱” 意外と知らない人が多いのですが、お顔(お肌)には高い化粧品を使ってお手入れをされる方は多いのですが、髪や頭皮には意外と無関心という方がとても多く見受けられます。 お顔をいくらキレイにキープしても、髪がバサバサでキレイな状態でなければ若くもキレイにも見られないのをご存知でしたか? そうなんです… 髪が1番のキレイや若さの元なんです。 だからこれから定期的に、 あなた自身の髪についてもっともっと知っていただくために、髪について詳しく情報をお伝えしていきたいと思います。 《そもそも髪って何?》 人間の身体は毛で覆われていますよね。 頭部を覆う毛、これを『毛髪』といいます。 その毛髪は、 ① 外気の温度差から身体を保護する ② 外的ショックから身体を保護する ③ 長さやデザインを変化させファッション性で貴女を表現する という役割があります。 人間だけが個々にファッションとして楽しめるんですね。 《髪は何でできている?》 主に硬い性質のケラチンタンパク質でできています。 ※このケラチンタンパクはポリペプチドというアミノ酸が結合したものです。 少し難しくなってきましたね。 でも「髪の主成分はタンパク質でできているんだ!」ということを知っておいてくださるだけでも十分です。 タンパク質がキーポイント‼️ “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【年齢を重ねるごとに髪がまとまらなくなる】

これまで髪の構造はどうなっているのか? 髪がダメージを受ける要因は何か? についてお話してきましたね。 今回は 外的要因はないけれど、髪がウネウネ モワモワ クルクルしてしまう状態『くせ毛』についてお話しします。 くせ毛の構造 ①以前お話しした髪の結合の一つ シスチン結合が歪んだ状態で結合されていて髪自体も歪みが生じているのです。 シャツのボタンが掛け違えるとシャツにシワが寄りますよね? そんなイメージです。 ②髪の内部の成分コルテックスには水に馴染みやすく柔らかい コルテックス(オルトコルテックス)と水に反発する硬い コルテックス(パラコルテックス)のバランスが均一でないため髪に歪みが生じているんです。 柔らかいスポンジと硬いスポンジが均一に入っていないクッションは、いびつな形になりますよね。 そんなイメージです。 くせ毛の要因 ①毛根の形がすでに曲がった状態で存在している。 ※生クリームの絞り口を星形にすると星形の生クリームが出てくるのと同じで歪んだ形の毛根からは歪んだ髪がはえてくるわけです。 ②生活習慣によるホルモンバランスの乱れ。 ③年齢によるホルモンバランスの乱れ。 ※女性ホルモンの減少や髪の成分の供給が滞ることでコルテックスが減少します。 くせ毛の種類 ①波状毛 波状に大きくうねるくせ毛 髪の柔らかい人に多く見られます。 ②捻転毛 スパイラル状にうねるくせ毛 髪の太い方に多く見られます。 ③縮毛 毛根の歪みによりランダムに縮れたくせ毛 くせ毛の対処法 ①ストレートパーマ 髪の成分を整えながらストレートパーマをすることで髪を健康にしながら自然なヘアスタイルを手に入れます。 ②ヘアケアの見直し 髪の成分を整えることで髪のうねりを改善します。 ひとことで『くせ毛』と言っても自分の髪のくせの原因を意外とご存知ないのではないでしょうか? 髪のことを知ることで健康な髪を手に入れるのと同様に、くせ毛の要因を知ることで、やるべきことが見えてくるはずです。 次回は自宅で毎日使っているシャンプートリートメントについてお話します。 乞うご期待‼️ “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【加齢による髪の変化】

「髪の悩み」というと「髪のダメージ」ですが じつは ボリュームダウン 薄毛 細毛 抜毛 といった髪の悩みが多いのも見逃せません。 傷みに対しては それなりの対処の仕方を試すことができる、 行動できる (もちろんこれまでお伝えしてきた 「健康な髪」を維持してもらう ヘアケアをただしく行ってくださいね) もしくは かなり傷んでいても自覚がない という理由で何とかできている気持ちにも なれるのですが ボリュームダウン・薄毛・細毛・抜毛に対しては どうしてよいかわからない方が多いのです。 「最近ボリュームが出にくいわ」と思っていたら あっという間に顔全体の印象が変わるほどの薄毛に、 なんてことが多々あります。 「なんとなく」から「はっきり」と感じるまでの 期間はあっという間です。怖いですよね。 そんなことにならないために・・・・ まずは 髪の平均的なことについて  髪の太さ : 0.05mm~0.1mm  髪の本数 : 10万本  毛穴に対して : 一つの毛穴から2~3本  抜毛 : 毎日50~150本抜けます  抜毛の多い季節:夏の終わりから秋  一か月 : 1㎝から1.3㎝のびます  髪がのびやすい時期:春から夏 髪の本数が減れば薄毛にもなります。 髪が細くなれば薄毛にも見えます。 抜毛も増えれば薄毛になります。 ではその原因をあなたは知っていますか? 原因を知らないことで 余計な不安を抱え続けることも じつは更に髪の状態を悪化させることにも つながります。 「髪の状態は心のバロメータ」とも言われています。 あなたの悩みの原因を知ることで 何をしたらよいのかわかりますよ。 そのために次回から 頭皮環境 ヘアサイクル についてお伝えいたします! シャンプーは髪をキレイにするだけではなく 頭皮環境を整えるためにするもの! 抜毛が多い時はフケもきになる! などなど あなたの髪の悩みと照らし合わせて 下さいね。 ちなみに 5月以降のこの時期は 髪がのびるのも早い時期で いつもより髪のまとまりが良くないと感じやすいです。 そして 暑くなったり涼しくなったりと 頭皮の皮脂分泌も不安定な季節です。 しっかりとシャンプーで汚れをとって リンスで皮脂バランスを整えてくださいね。 “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【50代から抜毛・細毛が増える理由】

髪には通常4~7年の【ヘアサイクル】という寿命を経て自然に抜けていくとお話ししました。 これは自然脱毛といって、心配いらない脱毛ですよとお伝えもしました。 あなたの枕の抜毛、チェックしましたか? 細くて短い髪が抜けていませんでしたか? そんな抜毛が多いときはヘアサイクルが乱れているかもしれません。 ヘアサイクルが乱れて抜毛・細毛が増える要因は一つではありません。 年齢もその要因の一つけれど年齢だけがその要因ではないのです。 ・栄養バランス ・血液の循環不全 ・ストレス ・頭皮トラブル ・生活習慣 ・過度なダイエット これらの要因は相互的に作用することも多く、生活習慣の乱れから栄養バランスも乱れたりストレスから頭皮トラブルやホルモンバランスが乱れることもあります。 要因がわかれば、そこを改善させていきましょう。 自分の抜毛・細毛ののタイプがわかれば余計な不安もなくなるでしょう。 髪に関する誤解や思い込みを直すきっかけにもなります。 自分のケアが正しいのか、間違っているのかもわかります。 間違ったケアはマイナスの蓄積として更に抜毛・細毛を増やすというツケとして回ってくる可能性があります。 一度、自分自身の生活習慣やヘアケアを振り返ってみませんか? 現代の50代は若いと言われています。 それでも子供のこと、親の介護、仕事と家庭のやるべきことに日々追われ、そのうえ自分自身の健康の問題を否応なしに突き付けられる頃。 女性ホルモンの変化で気持ちの面でも敏感になり心身の動揺で更にストレスを感じ髪にも悪循環な環境を与える世代といわれています。 そんな状態であるからこそ回り道をせず、正しくヘアケアを行って解決できることは解決していきましょう。 次回は年齢とそれ以外の6つの要因は髪や頭皮がどのような状態にしているのか具体的にお伝えします。 あなたの頭皮や髪の状態はどのようになっているかぜひ知ってくださいね。 “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【髪のケアって何から始めたらいいの?】

これまで健康な髪を知ってもらうために 髪自体のことを説明させてもらいました。 健康な髪を維持するために あなた自身がまず最初にやるべきこと、 それは『ホームケア』です。 ホームケアの一番のかなめは 毎日使うシャンプーとトリートメントです。 自分自身が毎日使っているものについて どれだけ知っていますか? この機会に是非興味を持ってみてください。 まずはシャンプーについて。 【シャンプーの働き】 シャンプーの一番の目的は、 髪と頭皮の汚れを落とすこと。 髪の汚れは  外因性の汚れ・・・埃、スタイリング剤など  内因性の汚れ・・・汗、皮脂、フケ これらの汚れは水にはなじみにくい油性のものが多く、お湯だけで洗ってもなかなか落ちません。 そこでシャンプーを使って汚れを落とすのです。 【シャンプーの成分】 汚れを落とす成分、界面活性剤だけでは 汚れとともに髪内部のタンパク質が流れでてしまったり 摩擦でキューティクルがはがれてしまい 髪がパサパサになり 傷めてしまうため、髪を保護する成分なども含まれています。 一般的なシャンプーには以下の 成分が含まれています。 ■界面活性剤 〈アニオン活性剤、両性界面活性剤〉  洗浄作用、汚れを落とす ■コンディショニング成分 〈ポリマー、カチオン界面活性剤、シリコーン等〉  きしみをなくす、髪を保護する ■増粘剤 〈セルロース、合成ポリマー、無機塩類〉  シャンプーに粘度を出す ■毛髪保護剤、湿潤剤 〈タンパク質誘導体、多価アルコール、多糖類等〉  毛髪保護 ■香料、その他 〈香料剤、酸化防止剤等〉  商品の特徴づけ ■防腐剤 〈パラべン、安息香酸他〉  商品の安定化、腐敗防止 日頃成分を気にしてみたことはありますか? 【洗浄の仕組み】  ①膨潤・浸透   界面活性剤の親油性部分が汚れの表面に集まり、   毛髪と汚れの付着力を弱めます。  ②乳化   界面活性剤が汚れと毛髪・頭皮の隙間に入り込み、   汚れがはがれおちます。  ③再付着防止   界面活性剤が汚れを包み込み、一方で   髪と頭皮表面にも付着し   汚れが再びつかないようにします。 シャンプーをしないと・・・  ・毛穴によごれが詰まり細毛や抜け毛の原因になる  ・雑菌が繁殖し臭いの原因になる どうですか? 毎日あたりまえにサッサと済ませていたシャンプーも 髪と頭皮の汚れをしっかりと落とすことに 意識して丁寧にシャンプーをしてください。 髪と頭皮の環境を整えてあげることが これから先のあなたの髪の健康につながります。 “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【髪を傷めずにパーマをかける方法】

前回はパーマが傷む理由をお話ししました。 板チョコを溶かして(1剤) ハートの形に固める(2剤) イメージで髪の形を変える、思い出して見てくださいね♬ では、「パーマはかけることができないのか?」 もちろんかけないほうが髪のダメ―ジを受ける確率は大きく減りますが、柔らかい雰囲気を出すため、髪のボリュームを出すため、などパーマをかけるメリットも多くあります。 そんなときはパーマによるダメージをすくなくするポイントがあります。 ➀パーマをかける前に髪の状態を整える  パーマは髪の内部に作用する仕組みなので  パーマ液の入り口、キューティクルとパーマ液の  通り道CMCと(CMCについてはこちら↓) 髪ってどんな構造なの?~50代からの髪をキレイに保つための基礎知識~【50代からの髪の基礎知識】  髪を満たしているタンパク質の成分  コルテックスの状態を整えるのです。 ②1剤の選定と扱い  あなたの髪の性質にあった1剤の種類を選びます。  1剤を塗布するときは髪に余計な負担をかけないように  強く引っ張たり必要以上に長時間1剤をつけたままに しないようにします。 ③2剤の選定と扱い  髪の状態に合わせた2剤の種類を選びます。  2剤でしっかりと髪の結合、シスチン結合を戻します。 ④パーマをかけた後に髪の状態を整える  髪に残った薬剤をしっかりと取り除きます.  パーマかけることで流出したコルテックスやCMC 、 キューティクルを再度整えます。 髪のPH値を健康な髪の状態、酸性に戻します。 PH値を戻すとしイオン結合を再結合冷ます。 最後に髪を髪を乾かして水素結合も再結合させます。 これで髪は健康な髪の状態に限りなく戻せます!! ⑤ホームケア これまでは私達美容室でのポイントでしたが ここからはあなた自身のポイントになります! ご自宅でも髪の状態に合わせてヘアケアの種類を選んでくださいね。 髪の状態を酸性に保つためのシャンプーリンスを使用してください。 せっかく美容室で髪の状態を戻しても再度髪をアルカリ性にしてしまうと髪の成分が流出してパーマのもちにも影響が及んでしまいます。 負担をかけた状態の自分の髪をどうか優しく扱ってあげてください。 扱ったように扱ったものは変化してしまいますよ。 いつも乱暴に話しかける相手はあなたに優しく話しかけてきますか? 雑に扱ったものはそれなりに。 大事に扱ったものは時に想像以上に自分に帰ってきます。 想像以上のキレイな髪があなたのもとに 帰ってきますように・・・ “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【シャンプー・トリートメントの多くに使われている界面活性剤の

シャンプー、リンス、トリートメントの 役割についてお伝えしてきましたが ヘアケアについてこれまでと比べて 意識がかわってきましたか? シャンプー、リンス、トリートメントには 異なる種類の界面活性剤の性質を利用して 汚れを剥がれ落したり髪の表面を整えたり している事をお伝えしました。 この界面活性剤は私たちの日常生活でも身近に使われています。 あなたが使っているシャンプー以外にも、 口紅、ファンデーション、洗剤はすべて 界面活性剤が使われています。 界面活性剤がなくなると 日常生活が成り立たなくなるかも・・⁉ 今日はこの界面活性剤について簡単にお伝えします。 界面活性剤ってなに?  界面活性剤は簡単にいうと 異なる性質の物質をうまくまとめたり 離したりする仲介役です。 シャンプー、リンスなどのヘア製品 ファンデーション、口紅、日焼け止めなどの化粧品 洗濯洗剤、柔軟剤、洗顔クリームなどの日常の洗剤 などなど・・・ 文字通り製品や物質の働きを活性させたり 使用感をよくするためにも使われています。 界面活性剤の性質 水に馴染みやすい部分と  油に馴染みやすい部分をもっていて  2つの異なる物質の境界部分に集まり  その物質の性質に変化をもたらします。 水に馴染みやすい部分が  プラスイオンの界面活性剤と  マイナスイオンの界面活性剤と  プラスにもマイナスにも変化できる界面活性剤の  3つの種類があります。 界面活性剤の働きの種類 【洗浄】シャンプー・洗顔料 油性の汚れに吸着してその汚れを取り去り、水と共に流す。 【乳化】乳液・クリーム 油性と水性の液体をムラなく混ぜ合わせる 【分散】ファンデーション 粒子を液体の中にムラなく均等に散らばらせて機能性を上げる 【浸透】洗濯洗剤 繊維と水を馴染みやすくする 【可溶化】化粧品 油性の成分を水性の液体に透明に混ぜ込ませる 他にも泡立ちをよくしたり 静電気をおこしにくくしたり そう言えば、 サラダに使うマヨネーズ、これには 卵黄に含まれている天然の界面活性剤の レシチンという物質の乳化作用で 油とお酢をキレイに混ぜ合わせています。 洗剤や化粧品、ヘアケア製品、食品、医薬品にも使われ、 私たちの日常品は界面活性剤を使った 製品でいっぱいです。 界面活性剤がなくなると 私たちの生活が成り立たなくなるといっても 過言ではありません。 今回は直接的に髪のことではありませんが 『私たちが使っているものに、ほんの少し意識をもつ』 という意味でお伝えしました。 シャンプーリンスから界面活性剤 そして化粧品や洗剤、食品につながっていること。 是非覚えておいてくださいね( ◠‿◠ ) “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【年齢による薄毛、細い髪になる理由って何⁉️】

前回は髪の3つの構造のひとつ キューティクルについてお話ししました。 髪の表面のキューティクルが規則正しく整っていると、あなたの髪はツヤツヤです。 今回は髪の中心メデュラと髪の内部を占めるコルテックスについてです。 まずは *メデュラ* 毛髪の芯にある未知の働きのメデュラ! ―――メデュラの特徴――― ・毛髪の芯にある ・網目状の多孔質構造(段ボールの内部を想像してください) ・柔らかいタンパク質の集まり ―――メデュラの役割――― メデュラの働きはまだまだ解明されていないことが多く、一般的に太い髪には存在し細い髪や赤ちゃんの毛には存在しないということがわかっています。 *コルテックス* 髪を弾力のある、しなやかさをキープする元になるコルテックス! ――コルテックスの特徴―― ・髪の80%以上を占め、繊維状のケラチンタンパク質の集合体。 ・コルテックスは、 ①フィブリル(髪の骨組み) ②メラニン色素(髪の色を決める) ③マトリックス(しなやかさを作る) の3つで構成されている。 ・コルテックス一つ一つは細胞膜複合体(CMC)で囲まれている。 ⇒この特徴からわかることは? ・髪の大部分を占めるコルテックスの構造については次回に続く!! 今日のキーポイントは 髪の内部の構造として髪の芯にある未知の働きのメデュラ髪の内部のほとんどを占め、しなやかさをキープするコルテックスがあるということを知っておいてくださいね。 そしてコルテックスには髪の重要な特徴があるということを次回お話ししていきます。 その前に少しだけ・・・ カラーやパーマはこのコルテックスに働きかけて行うものなんです。 髪がパサついたり細くなったりするのもコルテックスに関係します。 理由を知りたい方は次回をお楽しみに。 “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+

【なぜ、年齢を重ねると髪が傷むのか?】

髪の基礎知識編も今回で5回目となりました。 なぜカラーが染まるのか なぜパーマがかかるのか なぜ髪が傷むのか どうしたら髪が蘇るのか それをきちんと自分のこととして 理解してもらうために 少し難しいお話をしてきました。 髪は成分の話 健康な髪の4つの結合の話 健康な髪は酸性という話 髪の色はメラニン色素できまる 覚えていますか? あなたは自分の髪を汚くしたい、傷ませたいなんて思いませんよね❓ それなのに なぜ、 年齢を重ねると髪が傷むのか? 原因がわからなければ、対処や予防のしようがありません。 髪のダメージの原因は6つ ①ヘアカラー、パーマによるダメージ ②紫外線によるダメージ ③熱によるダメージ ④間違った自宅でのシャンプーの使用、ブラッシング、 ⑤カットによるダメージ ⑥年齢によるダメージ ひとつひとつ簡単にみていきましょう。 ➀ヘアカラー、パーマによるダメージ ヘアカラーやパーマの アルカリ剤などの成分によって キューティクルが軟化し剥がれ、 毛髪内部の成分が損傷・流出してしまいます。 ②紫外線によるダメージ 紫外線を浴び続けることで キューティクルが損傷を受け剥がれやすくなり同時にメラニン色素も攻撃し、髪の色まで変えてしまいます。 ③熱によるダメージ アイロンなどの熱は髪の成分、 たんぱく質の変性を引き起こし、 キューティクルと内部のたんぱく質を溶かし固めてしまいます。 例えると、 生卵をゆでて熱を与えると、固くなってゆで卵になりますね! 生肉を焼くと、固くなって焼肉やステーキになりますよね! これがタンパク変性というものです。 ④間違った自宅でのシャンプー使用やブラッシング 髪の特性に合わないシャンプーや 髪の繊維を壊してしまう強いブラッシングによって髪にダメージを与えてしまいます。 さらに言うと、寝ている間にまくらとの摩擦でも髪にダメージを与えてしまうと言われています。 ⑤カットによるダメージ 髪をそぎ落とすようなカットは髪に負担を与えてしまいます。 当店では、ダメージを軽減するためのハサミ✂️にもこだわってカットをしています( ◠‿◠ ) ⑥年齢によるダメージ 年齢と共に髪の美しさを左右する 女性ホルモンの減少により 様々な髪のトラブルを引き起こします。 これらの対策を適切に行うために 自分自身で自分の髪のことを理解してください。 なぜ、 年齢を重ねると髪が傷むのか? 今までお話した内容だけでも、 髪のダメージの原因について理解して頂いたと思いますが・・・・ 次回は髪の構造についてお話していきます。 もっともっと自分自身の髪のことを知っていきましょう。 “オトナ女子専門の髪の病院” beauty&health seven+