【自律神経とは?】
自律神経は2つの神経、交感神経・副交感神経の総称で、内臓や血管などの働きを自動的に調整する神経のことをいいます。
交感神経と副交感神経のバランスが取れていると、日中はシャキシャキと活動モード、夜になるとちゃんと身体はおやすみモードに切り替わります。意思とは関係なく生体リズムに従って働いています。
よく言われる『自律神経の乱れ』とはストレスや疲労など様々な原因でこの2つの神経のバランスが崩れて正常に切り替えができていない状態をいいます。
●主な症状
自律神経失調症の主な症状は、
頭痛、肩こり、胃腸の不調、めまい、倦怠感、低血圧、冷え性、便秘や下痢、動悸、多汗、喉の渇き、食欲不振、不眠、呼吸が浅い、集中力や記憶力の低下、などが挙げられます。
また、交感神経が優位になることで精神的な不調も引き起こします。イライラ、不安感、うつっぽいなどの状態になりやすくなります。
このような様々な症状を検査してもはっきりした病名が見つからない時の診断結果として、自律神経失調症と判断されることがあります。