大正末期

二代目/亀井重男 重男さんが家業を継いだのは初代の仁八さんが亡くなった昭和23年(1948)のことです。職人としては油の乗った時期ではありましたが、創業者という大きな存在を失い、しかも先行きが見えない戦後間もない時代とあって不安を口にすることもあったそうです。寡黙で粋なおじいちゃんしか知らない僕らにとっては意外な姿です。その後の高度成長期のなかで畳の仕事も劇的に増え会社も立ち直ります。

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2000年代

四代目/畳屋4兄弟 本当の畳の良さを知る私たち。90年代後半工場移転を機に、一般の消費者に直接本当の良い畳を提供するため、全力を注ぐことになります。

1980年-90年代

三代目/亀井伸生 当時建てられた一般住宅も同様ですから、日本歴史上最も畳があふれた時代になります。おかげで畳業界も一番活気がある時代でした。その中で亀井畳店の中心として活躍した伸生さん。一線を退いた後も手はごつごつのままです。

1902年初代/仁八

初代/亀井仁八 一畳屋の前身である「亀井畳店」は現在の熊本市中央区坪井で歴史の一歩目を踏み出します。