義肢装具士法(1988年施行)で制定された比較的新しい医療関係職種の1つです。義肢や装具(身体の欠損や機能低下を補うための器械)を製作し適合するのが仕事です。
病院にあっては、看護師や理学療法士と同じように医学的治療の段階から関係します。したがって、医学的な知識と医療者の倫理が要求されるのは当然ですが、それに加えて製作にあっては、「もの作り」に欠かせない基礎工学理論の理解と先端技術を含む幅広い工学的知識が必要とされます。
さらに造形的なセンスや審美眼までもが要求される高度な専門性を持った職種です。