ホームホワイトニング中の注意点
ホームホワイトニング中は以下のことに注意してください。
⓵決められた薬剤の量を守る
ホームホワイトニングでは、決められた薬剤の量を守ることが重要です。たくさん薬剤を使えば、もっと効果が出るのではと思うかもしれません。
しかし、薬剤をたくさん使ってもマウスピースから溢れてしまうだけで効果は変わらないため、たくさん使ったところで意味はないのです。
むしろ溢れた薬剤が歯茎につくと、一時的に歯茎が白くなったり炎症を起こしたりする恐れがあります。もしマウスピースから薬剤が溢れてしまった場合は、すぐに拭き取りましょう。
②マウスピースをかみしめない
ホームホワイトニング用のマウスピースをかみしめると、マウスピースが破損してしまいます。
マウスピースが破損すると薬剤が漏れてしまいますし、破損して作り直しになると、再度数万円の製作費がかかります。マウスピースを付けている間はリラックスして、かみしめないようにしましょう。
③マウスピースを外した後はしっかり口をすすぐ
ホワイトニング用の薬剤が残っていると、歯に汚れが付きやすくなります。マウスピースを外したらしっかり口をすすぎ、必要であれば軽くブラッシングして薬剤をしっかり落としましょう。
④すぐの飲食は控える
ホームホワイトニングを行うと、歯の表面にダメージが残ります。ダメージは一時的なものですが、ホワイトニング後にすぐ飲食すると歯に色が付く可能性があるので、ホワイトニング後1~2時間程度は飲食を控えるようにしましょう。タバコも避けるのが無難です。
⑤痛みが出る可能性もある
ホームホワイトニングで使用する薬剤は効果が緩やかとはいえ、歯茎に付いたり喉に流れてしまったりすると痛みが出る可能性があります。
薬剤が歯以外の箇所に付かないように、使用量に注意しましょう。数日経っても痛みが引かない場合は、クリニックに相談してください。
⑥飲食物には気を付ける
どれだけホームホワイトニングをがんばっても、飲食物で再び色が付いてしまうと、なかなか結果が出ません。とくにホワイトニング中は色が付きやすい状態になっているので、色が付きやすい飲食物はできるだけ控えるようにしましょう。
食事ではカレーや醤油、味噌など、飲み物ではワインやコーヒー、ココアなどは避けるのがおすすめです。また、炭酸飲料やスポーツドリンクなどの酸性の飲食物は、歯を色が付きやすい状態にしてしまうので避けたほうが良いでしょう。
⑦歯磨きを入念にする
食事のあとに歯磨きをせずに放置すると、歯に色が付きやすくなります。食後はできるだけ早めに歯磨きをして汚れを落としましょう。歯磨きするのが難しい場合は、うがいをするだけでもある程度色が付くのを防ぐことができます。