毛周期を考慮して効率的に脱毛を進める方法
まず毛周期とは?
「成長期→退行期→休止期」の3段階サイクルを繰り返す、毛の生え変わる周期を指します。
毛が成長し抜け落ちるまでの周期の事です。
例えば髪の毛は引っ張ってもいないのに、髪の毛が自然と抜け落ちるのは、成長期を終えた毛が休止に入るためです。
またすべての毛が同時に同じ毛周期にいるわけではなく、毛穴ごとにサイクルが異なるため、肌の表面にあらわれている毛は全体の約20%ほどです。
残りの80%の毛は皮膚の内部で静かに休んでいるか、次の成長に向け、今まさに伸びようとしているところなのです。
⭐️脱毛は成長期に行うことが不可欠
このうち、脱毛できるのは成長期に入っている毛のみ。
メラニン色素に反応して、毛根細胞にダメージを与えるので、黒い毛が生えているところにしか反応してくれないのです。
そのため、一度光を当てて、脱毛をしたらまた次の毛が成長期に入る頃をめどに再びサロンに
きて頂く必要があります。またその表面に現れている毛がすべて成長期ではないため脱毛は時間がかかってしまいます。
退行期や休止期にあたる毛が、どれくらいで成長期になるかというのは部位によっても異なりますし、(特に顔だけは1ヶ月と早いです)
個人差もありますが1つの目安として約2〜3か月おきに施術をすると効果的と言われています。
⭐️脱毛中のT字カミソリ、毛抜き等は禁止
2ヶ月おきに通うとして、前回の施術を受けてから1ヶ月目くらいになると徐々に新たに生えてきたムダ毛が気になるようになりますが、
ここでT字カミソリ、毛抜きを使うのはNG。
その刺激が毛乳頭に伝わって、毛周期が乱れてしまう可能性があるからです。
脱毛に定期的に通っても、十分な効果を感じられなくなると言う事になります。
どうしても気になる場合は脱毛照射後
2週間経過した後以降に電気シェーバーを使用して下さい。
電気シェーバーも多少の刺激がありますので、
本来は自己処理しないほうが脱毛効果を高める事ができます。
⭐️毛とホルモンバランス
自己処理・ストレス・その他病気などによりホルモン分泌がアンバランスになっている場合、毛周期が不安定になっている場合があります。
ストレスや不規則な生活などでホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが活発になり体毛が濃くなるのです。
そのため、ホルモンバランスが崩れている方は、そうではない方と比べて脱毛に必要な施術回数が多くなる可能性があります。
また、施術期間中は規則正しい生活やストレスケアを心がけて、ホルモンバランスが乱れないように注意しましょう。
ホルモンバランスの乱れは、肌トラブルのリスクを高めます。