五代目・岡本善右衛門が考案し、六代目が仕上げた日本初といわれる煉羊羹は、それまで一般的だった蒸し羊羹と全く異なり、薄い砂糖の結晶が生じた美しい紅色の羊羹で、諸大名の心を瞬く間に掴んだといいます。