PETER BROTZMANN, KEIJI HAINO

PETER BROTZMANN, KEIJI HAINO によるデュオ『The Intellect Given Birth To Here (Eternity) Is Too Young』デラックス4LPボックス・セット。2018年夏にロサンゼルスとサンフランシスコで行われた、ペーター・ブロッツマンと灰野敬二による2つのパフォーマンスを全て収録したLP4枚組ボックス・セット。2人のアーティストが広大な領域のサウンドと様式を横断し、驚異的な錬金術がもたらした、何十年にも渡るコラボレーションの決定的な作品。 ペーター・ブロッツマン、灰野敬二の音の前では、「フリー・ジャズ」、「インプロヴィゼーション」、「ロック」、「アバンギャルド」などの表層的な言葉はほぼ意味を成しません。彼らの作品には比類のない強烈さと変化し続ける精神が常にあり、独自の言葉でしかその音に近づくことは不可能と思えます。全く新しい異質な領域へと身を置き、そこから奏でられる美しくも壮絶な交感の軌跡。 ペーター・ブロッツマン、灰野敬二の両者によるフルサイズ、フルカラーのアート・プリントを含む、800部限定の豪華な4枚のLPボックスセットエディションで提供されます。 Peter Brotzmann - woodwinds, B-flat clarinet, tarogato, tenor saxophone. Keiji Haino - electric guitar, drum kit, percussion, voice. Presented in a deluxe four-LP boxed set edition of 800 including full-size, full-color art prints by both artists.

JUKE/19 / Ninety Seven Circles

JUKE/19 の『Ninety Seven Circles』。ヤマタカEYE (BOREDOMS) とのユニット PUZZLE PUNKS でもお馴染み、美術家・大竹伸朗氏が'80年代に結成した、伝説の NO WAVE、日本のアヴァン・ミュージック史上最重要とも言えるバンド『19/JUKE』。このセカンド・アルバムは JUKE/19 の作品中でも避けては通れない傑作と言える1枚です。こちらも美しいジャケットに仕上がっています。 現在、東京国立近代美術館で「全景展」以来の大規模な個展が開催され、EYE (BOREDOMS) とのユニット PUZZLE PUNKS の新作もリリースされた美術家・大竹伸朗が、その美術家としてのキャリアをスタートする以前の音楽ユニットが JUKE/19。「NO NEW YORK」に最も早くヴィヴィッドに反応し、作品化した稀有なバンドで、その後のボアダムスなどに圧倒的に先駆ける、既成の音楽のセオリーやフォーマットを破壊、回避、再構築した、非音楽・非楽曲を標榜した音は現在の耳で聴いても衝撃です。 1979年から1982年の間に合計4枚のLPと1枚のシングルを発表し、その間ライヴは2回行われたのみでバンドは崩壊し、その後、大竹伸朗は美術家として歩みを始めました。その伝説的『19/JUKE』の全作品は90年代に一度 CD BOX としてリイシューされたきりでした。本作はその稀代のバンドの全音源をアナログ化するプロジェクトで、すべて特殊な装丁に改められて発表。 このバンドが未だ正当な評価をされていないのは、日本の音楽・アートにとってとんでもない損失と言わざるを得ません。 本作は1981年に発表されたセカンド・アルバムでファーストより楽曲的でオルタナティヴ、ジャンク・ミュージックとして鋭さを増した印象の作品。 ライナーは湯浅学氏による解説を中心に、大竹伸朗氏による回顧や、当時書かれた文章、付属品も可能な限り再録しています。

裸のラリーズ / LP+LP+3LP+12''

LES RALLIZES DENUDES (裸のラリーズ) の『’67-‘69 STUDIO et LIVE + MIZUTANI + ’77 LIVE + 12''』。オリジナル・アルバムLP3作品に特典12インチが付いた同時購入の限定セット。 Les Rallizes Dénudés(裸のラリーズ) / ’67-‘69 STUDIO et LIVE(LP) 裸のラリーズ、バンド創成期の瑞々しく鮮烈な姿を捉えた貴重な音源集『’67-‘69 STUDIO et LIVE』が初LP化、待望のオフィシャルリリース。91年8月にリリースされた裸のラリーズのオリジナル・アルバム『’67-‘69 STUDIO et LIVE』が、LPフォーマットで初リリース。活動創成期の音源ながら、その後の方向性を決定付けるエレクトリックギターのフィードバックが詰まった貴重な音源集。 Les Rallizes Dénudés(裸のラリーズ) / MIZUTANI / Les Rallizes Dénudés (LP) アコースティック・サウンドで静的な側面にフォーカスした『MIZUTANI / Les Rallizes Dénudés』が初LP化、待望のオフィシャルリリース。裸のラリーズ・水谷孝自身の名前を冠した『MIZUTANI / Les Rallizes Dénudés』が、LPフォーマットで初リリース。アコースティックで内省的な、裸のラリーズの核・水谷のパーソナルな面が垣間見える重要作。収録時間の関係で、CDの最後に収録されている「黒い悲しみのロマンセ otherwise Fallin’ Love With」は、アナログ盤LPからはカットされています。その結果このレコードは、1970年の京都で、水谷孝と久保田麻琴が邂逅し作り上げた、ラリーズの歴史上でも異色の音源だけで構成された内容となりました。カットされた「黒い悲しみのロマンセ otherwise Fallin’ Love With」は、『’67-’69 STUDIO et LIVE』の再発版CDのボーナストラック2曲と合わせて、別途収録した12インチを作成。今回リイシューされるLP3タイトルの同時購入セットに付属する形で販売されます。 Les Rallizes Dénudés(裸のラリーズ) / ’77 LIVE (3LP) 裸のラリーズがその真髄を最大限に発揮した轟音ライヴを完全収録する決定版『’77 LIVE』が初LP化、待望のオフィシャルリリース。裸のラリーズの1977年3月12日の東京都立川市でのライブ音源を収録した『’77 LIVE』が、LP3枚組で初リリース。圧倒的な音の洪水と変幻自在のインプロヴィゼーション、1時間半におよぶ奇跡のライブを追体験できる内容となっている。 3作同時購入特典12インチ 収録時間の関係で『MIZUTANI / Les Rallizes Dénudés』のアナログ盤LPからはカットされた「黒い悲しみのロマンセ otherwise Fallin’ Love With」と、『’67-’69 STUDIO et LIVE』の再発版CDのボーナストラック2曲が収録されます。

HEATHER WOODS BRODERICK

HEATHER WOODS BRODERICK の『Domes』。カリフォルニアを拠点とするマルチ楽器奏者 HEATHER WOODS BRODERICK の、すべての曲がインストゥルメンタルで構成されたアルバムは初となる、チェロをベースにした瞑想的な曲のコレクション『Domes』のヴァイナル。美しい繊維が幾重にも折り重なるような傑作アンビエント・ミュージック。300枚限定180gヴァイナル。 ここ数年、世界が直面した混沌とした激動の時代に日々対応する中で、安らぎの時間を見つける必要性をしばしば感じていた HEATHER WOODS BRODERICK は、チェロで始まり、チェロで終わるような毎日を送りました。 1 つのメロディーに新たなループの要素が徐々に追加され、そのサウンドが彼女を満たしていくプロセスが始まりました。このプロセスとこれらの作品の楽器の性質により、内省への道が開かれ、言葉や歌詞の領域外でも彼女は感情を表現できるようになったとのことです。 『Domes』はその時代のドキュメントであり、アーティストにとって密度の高い塊のように感じられる7つの作品が収録されています。

MARTIN DAVORIN JAGODIC (LP)

MARTIN DAVORIN JAGODIC が Cramps レーベルに残した唯一の音源『Tempo Furioso (Tolles Wetter)』が限定ヴァイナル再発。エレクトロニクスとミュジーク・コンクレートへのラディカルなアプローチを組み込んだ、長尺なエレクトロ・アコースティック2作品を収録。

PAN SONIC & CHARLEMAGNE (2LP)

Staalplaat レーベルがオランダの放送会社であるVPRO より委託されリリースしていた『Mort Aux Vaches』シリーズとして2000年にCDで発表された、PAN SONIC と CHARLEMAGNE PALESTINE によるコラボレート作品が、リマスターされて初のヴァイナル化。