少年部
心身を鍛え、道徳心の種をまく
少年部には、入門したばかりの白帯の子どもから、幼年期から稽古を続け、色帯になった子どもまで、さまざまな生徒がいます。
体格や性格も一人ひとり違います。元気いっぱいの子、内気な子、不器用な子、集中することが苦手な子など、それぞれに個性があります。
私たちは、その違いを認めながら、一人ひとりの成長を大切にしています。
道場では、仲間と一緒に稽古するなかで、挨拶や返事、礼儀作法を学び、相手を思いやる心や協調性を育んでいきます。また、遊びの時間と稽古の時間を区別し、気持ちを切り替える習慣を身につけることも大切にしています。
稽古を通して身体を動かし、決められた約束や規律を守る経験を重ねることは、自分の気持ちをコントロールする力を養うことにもつながります。
空手を通じて、たくましく成長する
少年部の稽古では、伝統基本・移動・型・組手技など、武道ならではの緊張感のある稽古を行います。
昇級・昇段審査や競技大会への挑戦も、子どもたちにとって大切な経験です。目標に向かって努力し、困難を乗り越え、自分の力を発揮する。そうした経験の積み重ねが、自信と勇気を育みます。
もちろん、目指すのは技が強くなることだけではありません。
自分の考えを伝える力、仲間と協力する力、失敗しても諦めずに取り組む力。子どもたちが本来持っている好奇心や行動力を伸ばしながら、心身ともにたくましく成長できるよう指導しています。
心に、道徳心の種をまく
当道場では、技術の習得以上に、人間としての成長を大切にしています。
その取り組みの一つが、少年部を対象とした「徳育/論語の素読」です。古くから伝わる教えに触れ、善悪を考える心や、他者を思いやる心の大切さを学びます。
道徳心は、教えられたからといって、すぐに身につくものではありません。日々の稽古や生活のなかで経験を重ねることによって、少しずつ育っていくものです。
だからこそ、子どもたちの心に種をまき、その芽がいつか大きく育つことを願いながら指導しています。
空手を通じて、心と身体を鍛え、人としての土台を育てる。
礼儀を身につけ、自分を大切にし、他者を思いやり、困難にも負けずに歩んでいける子どもへ。
少年部では、武道の稽古(経験)を通じて、子どもたちの明るくたくましい成長と、豊かな人間性の育成を目指しています。