1949年に創設、戦後間もない荒廃した鹿児島で、いち早くバレエ公演を行う。1969年文化庁芸術祭に地方から初めての参加を果たす。1973年再び芸術祭へ参加。1990年に「平家物語」で再び参加し、”日本の「白鳥の湖」”と高く評価された。これらの功績によりバレエ界の栄えある「橘秋子賞」を受賞。文化庁芸術祭には4度の参加となる。「西洋の美と日本の心の融合」を目指した日本のオリジナルグランドバレエを数多くレパートリーとして所有している。フランス、ロシア、ポーランドなどよりゲストを招聘しての公演やジョイントコンサートなど交流が深い。また、シンガポール芸術節の招聘公演やNHKバレエの夕べ、日本バレエ協会バレエフェスティバル、高野山開創1200年記念イベント「空海劇場」等へも出演し国内外で活動。本拠地鹿児島より広く発信している。また、1972年より青少年のための芸術鑑賞事業「バレエへの招待」公演など、地方文化振興のための活動も先駆的に取り組み活動している。地域に根ざしたバレエ団として、幅広い観客に親しまれる本格的なバレエ作品の上演、普及活動を行っている。

[受賞歴]
1976年 全日本舞踊功績賞
1977年 第1回鹿児島県芸術文化奨励賞
1989年 MBC賞
1991年 橘秋子賞功労賞
1992年 南日本文化賞
2003年 地域文化功労者文部科学大臣表彰
2004年 鹿児島県民表彰
2008年 日本バレエ協会舞踊文化功労賞
    かぎん文化財団賞
2017年 鹿児島県芸術文化奨励賞
2018年 日本バレエ協会第1回指導者特別賞