30代後半に初めてぎっくり腰（急性腰痛）になってから約20年間腰痛に悩まされてきました。そして、首の痛みやしびれもひどくなり、後ろを振り向くこともできなくなりました。整形外科受診を始め、カイロプラクティック、整骨院、整体、針治療等様々な治療院に通いましたが、その場では一時的に改善しても症状は悪化するばかりでした。その後50代前半にリンパ療法の無料セミナーを受けたのがきっかけで、リンパ療法、そして整体を習い自分自身で直すことにしました。それから3年経った頃、朝起き上がるまでに5分以上かかっていたのが目覚めてすぐにすっと立ち上がれるようになりました。また1年後には後ろを振り向けないほどのひどい首の痛みも消えました。さらに、なんと花粉症の症状も出なくなりました。

私の妻は介護施設でヘルパーをしてるのですが、仕事中に肩を痛めてしばらくの間整形外科に通っていました。症状が思わしくなく、服を着るのも苦労していました。症状が固定してからしばらく経った頃、私が学んだ施術を施したところ、目に見えて改善していき1ヶ月もすると怪我する前の状態にまで回復しました。それから数年経った今でも痛みや可動域の制限はないそうです。

脊柱管狭窄症で坐骨神経痛の症状が出て、痛みで歩くことも座ることもできなくなった80代の義母が、通っていた大きな病院の整形外科で、神経ブロック注射も全く利かなくなり手術を勧められました。義母は、なんとか手術を回避したいという望みがありましたので、家族で相談の結果、家で私が義母の施術を試みることにしました。当初、義母は処方された鎮痛剤が全く効かず、横になっていて動かなくても24時間激痛が続いていました。私の施術後の痛みがひいた数時間以外は痛みで食べることもままならず、眠ることもできない状態で衰弱が進みました。急に意識がなくなり救急車で搬送されて入院し、病室で点滴をしながら施術をすることもありました。ゴールが見えない不安のなか半年後にやっと数分間ですが座れるようになり、8ヶ月でなんとか歩けるまでになりました。そして、今では近くの店に買い物に行けるまでに回復しています。

今度80代の私の両親が、身体の痛みから動けなくなりました。病院での治療を受けても改善しないということで、私が実家に通いながら施術を行いました。母親は施術を喜んでいましたが、当初父親は身体を触られることを嫌っていました。医者の言うことは信用しても自分の息子の技術を全く信用していませんでした。それでも粘り強く施術を継続し、3ヶ月程でなんとか外出できるようになり、趣味の菜園づくりや囲碁を打ちに行くことを再開するなど元の生活にもどることができました。今では自分から腰の施術をねだるようになっています。

習得したこの技術を活かして、身体の痛みや不調で悩んでいる多くの方のサポートができればと思い自分のサロンを開こうと思いました。