ヘリコプターか船でしか辿り着けない国立公園にあるオーベルジュ「MOKU ISESHIMA」。英虞(あご)湾を望む「SUSHI YUTAKA ZEN」と「YADO TERASU」の2棟で構成されたこの場所は、一日一組しか宿泊することのできないプライベート空間です。獲れたての素材を使い、目の前で仕立てられる料理の数々は、究極の食体験を与えてくれます。そして、コンビニもネオンもない静寂のひとときは、移りゆく自然を楽しむのにぴったりの場所です。
箱根登山鉄道の開通によって発展した強羅。首都圏屈指の温泉場に新しく誕生した宿、「佳ら久(からく)」。ホテルライクな最新の設備に加え、癒しときめ細やかなおもてなしが共存するこの宿は、一年の疲れを癒やすのにぴったり。のんびりと名湯に浸かり、心づくしの料理で旬を味わい、心ゆくまでゆったりと寛ぐ。慌ただしくなるこの季節だからこそ、ちょっと羽を伸ばしに出掛けませんか。
国宝五城のひとつ「犬山城」の城下町として知られる愛知県の犬山エリア。雄大な木曽川を湛え、温泉地としても人気の場所に「ホテルインディゴ犬山有楽苑」が誕生しました。眼前に迫る国宝「犬山城天守」やホテルに隣接する国宝茶室「如庵(じょあん)」、城下町の育んできた豊かな歴史と文化など、悠久の時の流れと人々の営みを感じる犬山エリアならではの体験があります。
かつてジョン・レノン夫妻も訪れたという京都の老舗旅館「すみや亀峰菴(きほうあん)」。「犬島アートプロジェクト」など、世界的に活躍する現代美術家・柳 幸典(やなぎ ゆきのり)さんとのコラボレーションによるアートプロジェクトをご紹介します。風情豊かな旅館に一室だけ用意されたアートルーム「呼風(こふう)」は、京都に息づく伝統工芸と柳さんによる切れ味の鋭い作品世界にどっぷりと浸ることができる空間。感性が刺激され、自分と向き合う不思議な滞在は、新しい年の始まりにふさわしい体験になりそうです。
リージェント セブンシーズクルーズの船の中でもラグジュアリーが際立つ、セブンシーズエクスプローラー。クルーズ船最大のバルコニーを備えるオールスイートの客室と心躍る船内体験、そして寄港地でのエクスカーションプログラムが魅力です。2016年にモナコ公国のシャルレーヌ公妃によって命名されて以来、ラグジュアリークルーズの名声をほしいままにしてきた客船が、ついに日本にもやってきました。「東京国際クルーズターミナル」に到着した「セブンシーズエクスプローラー」の船内見学と、2023年1月にアジア太平洋地区副社長 兼 ジェネラルマネージャーに就任したリサ・パイルさんにお話をうかがいました。