01|「淡くても明確な、自分だけの時間」

「淡くて明確な、自分だけの時間」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 お昼過ぎ、何か家で考えことをしているような、自分自身と向き合っているような、そんな女性を表現しました。白と淡いブラウンの二色をベースにスタイリングし、若干の白飛びや、ガラス越し、鏡カットなどの複数の状況を創ることで、全体的に淡い印象に仕上がりました。モデルさんの綺麗な髪の毛、茶色い瞳が写真に締まりを持たせ、綺麗で柔らかな雰囲気を醸し出しています。

02|「馴染ませる」

「馴染ませる」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 ヘアメイク、衣装、カメラマン、スタジオ、撮影備品から、全体的な構図から色味、をモデルさん主体に考え構成を組み、スタイリングしました。最終的には、モデルさんの表情やポージングが写真としてのクオリティをさらに上げています。「馴染ませる」ことを意識したこの写真は、撮影に関わっているモノ全てが統一感を引き出し、ブランドのイメージを強く確立させてくれます。

03|「上品な夏影」

「上品な夏影」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 緑が生い茂り、外が暑くなってきた頃の家を"夏の影"と捉え、その夏影で上品に暮らす人をイメージしてスタイリングしました。茶色を基調としたワンピースをメインに、さまざまな綺麗なポージングで上品な人間性を表現しました。メインの写真では、同系色であるアンティークの家具を使い、+緑を差し込むことで、写真のトーンを整えるとともにメインビジュアルとしての存在感を創り出しています。白飛びでぼやけている窓は暑い真夏の日差しを、モルタルやコンクリートの影はどこか涼しさをイメージさせます。

04|「儚く繊細」

「儚く繊細」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 白を基調とした衣装、背景をもとに、どこか儚さがあり、急に無くなってしまいそうな繊細さを表現しました。衣装である白のトップスとカーテンがマッチし、地面の暗い混ざったような色が全体的に締まりを持たせ、写真を構築しています。この時に撮影小物として使ったのは「かすみ草」。花と葉の部分のぼかしがメインですが、コンセプトを表現しています。

05|「秒針の無いくつろぎ」

「秒針の無いくつろぎ」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 秒針よりも素早く動いている物が無いほど、スロウで緩やかな時間をくつろいでいる女性をイメージしてスタイリングしました。ヘアスタイルやメイクは家で過ごしている落ち着きのある印象に、衣装に関しても、洋服と部屋着を組み合わせ、素足にすることで、"くつろぎ"を表現しました。花器や家具などでワンポイントごとに差し色を含ませることで、写真に世界観をプラスし、複数枚使った時の統一感を持たせました。

06|「Found Me」

「Found Me」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 "Found Me"の意味は「私を見つけた」。自分の好きを見つけた彼女は、自分自身からその空間までも自分好みに創り上げている"というストーリーを組み立て、写真で表現しました。青を基調とした統一された雰囲気は、彼女の好きな色から雰囲気まで、全てを物語っています。"Found Me"という意味はもう一つあり、カナダのインディーポップバンド"Men I Trust"というアーティストの曲でもあり、まるでこの曲を聴きながら飾り付けをしているような、そんな雰囲気も存在します。

07|「昼下がり14:00」

「昼下がり14:00」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 「お腹も膨れて少し退屈、せっかくのお昼下がりに家にいるんだからとことん満喫しよう。自分にも周りにも甘い彼女は、ソファーでまったりしたり、好きなものに囲まれて夕暮れを迎えようとしている。」そんな情景を思い浮かべてスタイリングしました。撮影時も、その場にあった撮影小物の中で好きなものをモデルさんに選んでいただきスタイリングし、よりリアルに好きなものに囲まれている様子を表現しました。

08|「Feel Home」

「Feel Home」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 家具や撮影小物を主体に撮影構図を考え、スタイリングしました。机や椅子などのインテリア、花や果物などの小物はまるで自分の部屋を飾っている時のような印象があります。白い布とアンティークの椅子も、少し非日常なこだわりポイントです。コロナ禍が落ち着いた時の撮影ということもあり、れっきとした撮影データですが、どこか身近に感じれるような雰囲気に仕上げました。

09|「ありのまま、自然」

「ありのまま、自然」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 白を基調としたシンプルな空間には、一切無駄なものは置かず、「引き算の美しさ」を目指しました。衣装に関しては、"ありのまま"と"自然"というワードから、シャツとニットパンツという対極とも言える組み合わせでスタイリングし、人間の外側と内側に存在する矛盾を、花をブレさせたカットは、人間の「捉えにくいもの」を表現しました。白バックだけでなく、カーテンや鏡を差し込むことで、スタイルの幅を増やし、全体の統一感を引き上げました。

10|「femain-フェミン-」

「femain-フェミン-」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 「femain-フェミン-」とは、「"feminine"=女性らしい事、またその仕草や様子」と「"main"=主要なもの、メイン」を組み合わせた造語で、女性らしさや、その仕草を身に纏っている女性をイメージしてスタイリングしました。衣装は、女性らしさが伝わるレースに黒いワンピースをプラスし、可愛いと綺麗を織り交ぜ、ポージングに関しても立ちから寝転びまで幅広く女性らしさを表現しました。写真のトーンも柔らかいものからはっきりとしたものまであるので、幅広いイメージを魅せることができます。

11|「High Natural」

「High Natural」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 その場所に存在するのは、「白い空間」と「人」と「椅子」のみ。ミニマリズムをもとに、シンプルに、簡潔にスタイリングしました。そんなこのスタイル一番の特徴とも言えるのが"vintage"です。椅子はもちろん、モデルさんの衣装に関しても一部ビンテージを使用することで、写真の中にあるすべてのモノの全体的なクオリティを上げ、モデルさんの表情やポージングがモノの魅力を最大限に引き上げ、写真の価値を高めています。

12|「Authentic」

「Authentic」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 "Authentic"=「本物の」「正真正銘の」「信頼できる」。このスタイルは、他のスタイルと少し違い、モデルメインのカットから、体の部位カット、ブレや光飛びなどのイメージカットが多く存在しています。それは、通常のスタイルよりもメインスタイルとサブスタイルの境界線がはっきり見え、ブランドとしての存在感を底上げしています。強いハイライトと黒のワンんピース一枚のモデルさんで高級感を演出し、ブランド自体の価値も高めています。

13|「Cyan Make」

「Cyan Make」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 写真全体の色味を、青と緑が混じったシアン色を取り入れた写真に仕上げました。ビンテージのサイドテーブルや本棚を使い、色のコントラストを意識してスタイリングしました。全体的に大人っぽくなる印象だったので、デニムでカジュアルさをプラス。スマイルが得意なモデルさんを起用することで、全体の雰囲気を中和させ、大人カジュアルの要素もプラスしました。

14|「New Timeless」

「New Timeless」というコンセプトをもとに撮影を行いました。 白い壁とコンクリートの地面、大きな仕切りに鏡とラック、そこに古着に身を包んだモデルさんを1人。なるべくシンプルにまとめ上げることで、どこかファッションブランドのルック撮影に近い雰囲気を醸し出すとともに、今の時代だけでなく、今後の時代にも馴染むような写真に仕上がりました。立ち、座り、寄り、引きと、さまざまなカットを撮影したので、統一感がありつつも種類の多い、汎用性の高いビジュアルをスタイリングしました。