フォルクスワーゲン ゴルフ5 

当社のホームページを見てご連絡を頂きましたお客様で、クーラントの水漏れがひどく、異音も凄いので点検して欲しい。また、車検も同時にお願いしますとのご相談を頂きました! 車検整備の内容 ・ウォーターポンプ交換 ・ファンベルトテンショナー(内側)交換 ・ファンベルト(内側)交換 ・ファンベルトテンショナー(外側1)交換 ・ファンベルトテンショナー(外側2)交換 ・ファンベルト(外側)交換 ・クーラント交換 ・左フロントドライブシャフトブーツ(外側)交換 ・フロントスタビリンク(左右)交換 ・タイヤローテーション

ファンベルトテンショナー(内側)

左が新品、右が古いウォーターポンプになります。 こちらのウォーターポンプ、内側のプーリーがスーパーチャージャー用のファンベルト、外側がオルタネーターやエアコンのコンプレッサー用のファンベルトがかかるようになっています!赤矢印の部分が新品と比べると隙間が空いてるのが確認出来るかと思います。 この2つのプーリーを繋げているセンターの軸(?)部分にガタが出てしまい、今回の異音と水漏れの原因になっていました!

ファンベルトテンショナー(内側)

左が新品、右が古いファンベルトテンショナー(内側)になります。 スーパーチャージャー用のファンベルトの張りを自動で調整しているテンショナーです。 プーリーを空回ししてみると、多少の異音があったのでお見積りさせて頂き、ご納得頂けましたので同時に交換させて頂きました!

ファンベルトテンショナー(外側1)

左が新品、右が古いファンベルトテンショナー1になります。 今回上記のウォーターポンプのプーリー(外側)にガタがあった為、ファンベルトが各プーリーに異常な角度でパワーを伝達してしまった為か、こちらのファンベルトテンショナーのプーリーを痛めてしまっていました! こちらもプーリーを空回ししてみると、異音が発生していました。

ファンベルトテンショナー(外側2)

左が新品、右が古いファンベルトテンショナー2になります。 こちらも上記のファンベルトテンショナー1同様にプーリーを空回しすると、異音が発生していました! このお車のエンジンには、スーパーチャージャー用も入れて3個もテンショナーが付いています。今回全て交換させて頂きましたのでなかなかコストがかかってしまいました。 異音や異常を感じた時は早期に対処しておかないと結果的に修理代が高くついてしまいますので、早めの点検をオススメします!

左フロントドライブシャフトブーツ(外側)

画像の蛇腹部分がドライブシャフトブーツになります。 ブーツ左側の口が小さくなっていく先端部分にグリス漏れがあり、指で蛇腹を広げてみるとしっかり破れていました!

左フロントドライブシャフトブーツ(外側)

ドライブシャフトと繋がっている足回り部品を外し、ドライブシャフトのアウター側を分解し、ドライブシャフトブーツを外した画像になります。 毎回ですがグリスで手がギトギトになります! このタイミングに電話がかかってくるのが1番大変です!!!

左フロントドライブシャフトブーツ(外側)

交換後の画像になります。 ドライブシャフトブーツ含め、車には色々な所にブーツと言うゴム製またはプラスチック製の部品があります。 ブーツは可動部分の保護や異物の侵入を防ぐと言うすごく大事な役割を果たしてくれています! もし、ブーツが破れて中のグリスが飛び出し、可動部分のグリスが無くなると、ブーツ交換だけでなくその可動部分一式の部品交換が必要になってしまう可能性があるので、早期の修理が大切になります! ブーツが破れていると、車検にも通らないので、注意して下さいね!

フロントスタビリンク

左が新品、右が古いスタビリンクになります。 上のボールジョイント部分のブーツが破れていましたので、左右交換させて頂きました!