1959 年より、ここ宮城県大河原町で飴(アメ/あめ)を作りはじめております。飴は素材が主役。素材そのものを活かす飴づくりを心がけています。

大河原町は、至る所から蔵王連峰が一望できる美しいまち。その壮大で美しい蔵王にちなんで、先代が屋号を「蔵王の昔飴本舗」と名付けました。

時代の流れと共に小さな飴屋は減ってきていますが、当社では、長年受け継がれてきた昔ながらの製法にこだわった飴づくりを今も続けています。

出来上がりのイメージや味付けによって、飴の原料となる砂糖や水飴を、数ある種類の中から選び組み合わせていきます。そして、ひと釜ずつ直火で炊く「地釜炊き」製法で原料をじっくりと炊き上げます。その時に、ほのかに焦げる砂糖の香ばしい旨みが、飴に深い味わいを与えてくれます。

大手では大量に一定の品質の飴を生産するために、真空釜で水分を飛ばす方法が主流となっており、今では希少な製法でつくられる飴ともいえます。また、空気を含ませるように引きを繰り返すことで、絹のように輝き、サクサクの食感が楽しめる飴に仕上がります。例えば、宮城県産苺のドライいちご・フリーズドライいちごの2種類を贅沢に入れた「宮城のいちご飴」。かじるとサクサクとした食感が楽しめ、本物のいちごならではの甘酸っぱい香りが口いっぱいに広がります。

ひと釜ずつ作るため少量ずつしか生産できませんが、その代わりに小ロット生産が可能となり、さまざまな地域との繋がりが生まれております。

多地域から各種相談を受けて、贈答品、ノベルティ、お祝い品、記念品に活用できるオリジナル飴を多数開発しております。

JR仙台駅、道の駅、松島等のお土産品店、本社直売、ネット販売等で取り扱っていますので、是非、ご賞味いただきますようお願い申し上げます。