チネイザンは、漢字で「氣内臓」と書きます。チネイザンはマッサージではありません。
マッサージは、凝ったところや痛みがあるところをほぐすものですが、凝ったり痛かったりするには理由があるはずです。その理由を無視してほぐしたり、動かしたりすることは良いはずがありません。もっと深く、慎重に、お腹と同調しながら向き合うのがチネイザンです。
チネイザンは、古代中国のタオ(三教のひとつと言われる道教の中心概念のこと)に伝わる気功療法が起源と言われています。内臓と感情を総合的に扱う優れた民間療法をタオの世界的権威である謝明徳(マンタック・チア)老師が、大内雅弘氏を始めとする当時のアシスタントたちと、現代医学・生理学・心理学などと融合し系統的にまとめ上げたものです。古くから伝わる生きる智慧を、現代に活かせるように進化させた心と身体、魂のための療法。

チネイザンは、ふれあいが希薄になった現代にこそ、多くに人々から求められる施術です。