創業1877年。故郷愛媛西条は”水の都”と呼ばれるほど水資源豊富な町です。成龍酒造の前身である鍵屋本家は、江戸時代から何代もの長きに渡り庄屋の米蔵の鍵を預かるという大切な役目をいただいていました。その後、鍵屋本家9代目当主 首藤鹿之助によって酒造業が始まったのです。酒の味と香りを決める鍵は水、米、微生物。私たちの蔵の酒は、霊峰石鎚山を源とする伏流水、道前平野の肥沃な土で育った米を中心とした故郷の恵み、酒蔵の中に住む微生物たちによって造られています。米蔵の鍵を守ってきた鍵屋本家は時代が変わり、成龍酒造としてこの地の宝である酒造りの鍵を大切に守り続けているのです。