全面リフォーム(リノベーション)

間仕切り壁や設備機器を撤去してスケルトン(骨組み=建物の構造体)の状態にし、配管や構造体の劣化状況に応じて必要な対策を行ったのち、新たなプランに基づいて機器の設置~間仕切りの組み立て~内装工事の順に行います。現在のお住まいを全面リフォームされる場合は、工事中(1~2カ月間)の仮住まいと荷物の保管が必要になります。

増改築・減築

既存建物の安全性を確かめたうえで増築または減築(げんちく=建物の一部を減らすこと)の計画に着手します。 防火・準防火地域外の10㎡以下の増築であれば建築確認申請は不要です。(建築基準法に適合させる必要はあります) また建ぺい率(敷地に対する建築面積の割合)や容積率(同左、延べ床面積の割合)をクリアすることも必要です。

間取り変更

和室から洋室への模様替えや収納の増設、部屋数を減らしてリビングを広げるなど、ある範囲だけをリフォームします。 住みながら工事はできますが、荷物の移動と仮置きスペース(状況によっては就寝スペースの確保)が必要になります。

設備機器のリニューアル

キッチン、バス、トイレ、洗面化粧台、給湯機やエアコンなどの設備機器を新しいものへ交換します。 工事中は使用できなくなりますので、工事にかかる日数をあらかじめご確認ください。 外食や銭湯をご利用いただくなど、フレキシブルに対応していただくことが鍵となります。

内装リニューアル

間取りや設備はそのままに、壁・天井のビニールクロス貼り替えや珪藻土塗り、フローリングやカーペットなどの床材のリニューアルを行います。 住みながら床をリニューアルする場合、範囲によっては大掛かりな荷物の移動が必要です。(原則、当社にて対応しますのでご安心ください)

外装リニューアル

屋根の葺き替えや外壁の塗り替え、バルコニーの防水などを行います。(劣化診断調査と補修工事は確実に行います) 作業足場が必要となる場合(2階建て以上の建物)は、外壁と屋根などのリフォーム時期を合わせればコストが削減できます。

エクステリアリフォーム

戸建て住宅のアプローチやお庭などのリニューアル、ガレージの増設などを行います。 段差の解消やスロープの設置など、バリアフリーリフォームとあわせて行うこともあります。

バリアフリーリフォーム

玄関の段差が大きい場合や、お部屋の入り口の敷居につまずきやすい場合などに、床の段差を解消します。 手すりの設置や、ドア・ドアノブの交換、入り口や廊下の幅を広げたり、すべりやすい床材の貼り替えなどを行います。 「バリアフリー」は病気や障害のある方だけでなく、すべての人が使いやすい「ユニバーサルデザイン」でもあるのです。 安全で使いやすい家は、永く、自由に、安心して暮らせます。リフォームで我が家に「永住」することもできるのです。

介護福祉リフォーム

例えば介護用リフトの設置や、階段昇降機・段差解消機の設置、それらを設置するための補強工事などを行います。 介護保険制度の補助が受けられる場合がありますので、バリアフリーリフォームとあわせて事前にご確認ください。 介護福祉リフォームは介護される本人だけでなく、介護する側の人・家族の負担軽減にも大きな役割を果たします。 介護の負担を軽減することは、時間的・精神的なゆとりを生み、家族本来の機能を回復させることへつながります。

省エネリフォーム

マンションや戸建て住宅の断熱性能アップや、省エネ型設備機器へのリニューアル、太陽光発電設備の設置などです。 窓のサッシやガラスを断熱性能の高いものに取り替えたり、マンションの場合は二重サッシ(内窓)にするなどします。

耐震リフォーム

二度の大震災により、住宅だけでなくインフラ全体の耐震整備や災害対策にも大きな注目が集まっています。 来る東南海・南海地震に備えて、住まいの地震防災対策も今後ますます加速していくものと思われます。 耐震診断による補強計画から屋根の軽量化や家具の固定まで、まずはできることから始めることが大切です。

ペットリフォーム

ペットと家族がストレスなく暮らせるよう、健康的な生活をするためには様々な配慮が必要になります。 ニオイの問題やひっかき傷など、内装材を工夫することで解消できるものもあれば、段差の解消やすべりにくい床材への 交換など、バリアフリーリフォームとしても有効なものがいくつもあります。