「純米大吟醸 獺祭美酔」が磨き二割三分で新たに生まれ変わりました。 低アルコールのお酒は旭酒造にとって20年来の課題で、何度もチャレンジをしては高い壁に跳ね返されてきました。加水による調整では満足できる味わいと香りになりません。 発酵初期の段階において、「磨きその先へ」よりもさらに繊細な温度管理と汲み水管理を行うことで、最終時点でもアルコール度数が12度に達しない酒が完成しました。 絞った後は、一切の加水を行わず、そのまま瓶詰めをします。 そうして、アルコール度数が11度しかないのに、香りが高く、純米大吟醸の品格を持った酒が生まれました。

美味しいお酒を追及する我々の一つの答え「遠心分離」 7月1日よりリニューアルし、販売いたしました。 遠心分離機で搾ったお酒のみを詰めた新しい「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離」がこの度誕生致しました。 圧力をかけて搾ったお酒とブレンドして造っていた従来のものより、お酒本来の華やかな香りとお米の造り出す旨味を存分に感じていただけます。

酒米の王様と呼ばれる「山田錦」の等外米を８％まで磨き、出来上がったのが「獺祭 未来へ」です。 農家の方々が心を込めて作るお米を無駄にせず、意味のある美味しいお酒を造りたいとの想いから生まれました。 山田錦を栽培する際に一定量発生してしまう等外米（※通常の獺祭造りに使用出来ないランク外の米）の活用方法を模索する中でたどり着いた、欠点を美点に変える蔵人の閃きと手間によって誕生した価値のある1本をお届け致します。 山田錦等外米・精米歩合８%

最新の技術 (特許第6089718号　*特許権者:学校法人日本医科大学/旭酒造株式会社)を用いて、更に手間かけて造られる為生産数の限られる非常に貴重なお酒です。 通常の酒造りで受けるダメージを極力減らし、絞ったばかりで感じる美味しさを保つことを目指しました。 果物の様な華やかな香りと口からすっと消えていく味わいはいつもの日常を少し贅沢なものにしてくれるでしょう。

2022年5月18日ご注文分より、「新生獺祭」のアルコール度数が16％から14%になりました。 お客様に継続して飲んでいただくことを考え新たに生まれ変わりました。軽やかな香りと心地よい甘みが、より一層引き立つ一本となっております。 獺祭の発酵過程で生まれる「獺祭エクソソーム」に着目して造られた新生獺祭。 通常の酒造りでは、失われてしまう「獺祭エクソソーム」 を抽出し再度お酒に戻すという方法で生まれました。 旭酒造が2020年より販売を開始している「新生獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」の箱を新たなデザインにリニューアル致しました。デザインは、生前、山本寛斎氏とのコラボレーションで採用したデザインをベースに山本寛斎事務所が行いました。