がんなどの腫瘍疾患で、抗がん剤治療をしているけどもっと何かできることはないか、または、抗がん剤治療などはしないと決めたが、やはり何かしてあげたい…、というようなことは往診先でよく相談されます。そんな中、往診でも対応可能な治療として、アンサーという注射薬(通称:丸山ワクチン)を用いた免疫療法を始めました。
当院では症例数はまだ少ないものの、副作用も少なく、治療反応もおおむね良好です。
*食欲が増えた
*抗がん剤治療における白血球の減少を抑えられた
*体表腫瘍の感染のコントロールが上手くいっている など
皮下注射なので、飼い主様ご自身でも行うことは可能です。2日に1回のペースで行うのが基本ですが、往診で行う場合は、週に3回などが現実的な回数かなと思います。
また、ヒト幹細胞培養上清を用いた再生治療(腫瘍疾患は適応外)も導入しました。上清液を皮下に注射したり、褥瘡の治療であれば患部に塗ったりと往診でも対応可能な治療法になります。まだ症例数は少ないですが、細胞を用いていないので、副作用も少ないです。
費用や適応症例など、もっと詳しい情報が知りたいという方はお気軽にお問い合わせください。EPARK経由でオンライン予約ができます。下記URLから予約画面にお進みください↓
https://step.petlife.asia/petreserve2/appoint/index/cid/m6262376?SITE_CODE=hp