東京江戸川ボーイズは小学生の少年硬式野球チームですが、私たちのチームでは幼稚園から小学校3年生までの選手を「ジュニア」と呼び、専属コーチの下、小学校4年生から6年生までのチームとは別メニューで練習を行っています。
活動時間もお兄ちゃんたちより短く、8時~15時(夏期は16時頃)までです。
指導者は専属コーチのほかに、パパさん・ママさんコーチもいますので、それぞれの選手のレベルに合わせてメニューを変えて練習をしています。
特に、幼稚園児は3年生とは体格の差がありますので、慣れるまでは個別にバッティングや守備練習を行ったりします。
もちろん練習中のおしっこにも即座に対応しますので、安心です(^o^)v
練習のモットーは「楽しい野球をしよう!」
「野球を嫌いにさせない」「野球を楽しむ」「お父さんお母さんも成長を楽しむ」を大切に、憧れのお兄ちゃんチームでのプレイを夢見て、野球の大事な大事な基礎を習得していきます。

【ジュニアチームの練習内容】
4年生以上は硬式ボールを使用していますが、ジュニアは「Tボール」というボールを使用しています。
「Tボール」とは硬式ボールと同じ形でボールに縫い目もあります。大きな違いは硬式ボールのように硬くありませんし、重くもありません。したがって、野球を始めたばかりの低学年の子どもにボールに対する恐怖心を与えることがありません。また、軟式ボールのように弾みませんのでゴロの捕り方など硬式ボールと同じ扱いで練習ができます。
もう一つ大きな特徴として、打撃は投げたボールを打つのではなく、ティー台に載せたボールを打ちます。これにより、しっかりと打つポイントをつかみ、しっかりとスイングすることを練習します。野球を楽しみながら正しい体の使い方を覚えるような指導がなされます。

【野球を楽しみながら心と身体の育成を!】
野球の技術を身につけることはもちろんですが、それだけでなくスポーツをやる上で必要な身体能力を高めるために、ラダーやミニハードル、リングなどの器具を取り入れたトレーニングも取り入れています。
どの練習も目標を持って取り組むこと、仲間同士で競い合うことで子供たちのやる気を刺激し、楽しみながら心身を成長させていきます。

ボーイズリーグのチームはこのように低学年から野球に親しむチームが他にもあります。小学校低学年とはいえ、練習ばかりではなく年に2回関東地区でTボール大会があり、その他にも地域での大会があります。また、夏~秋にかけてはペナントレース風のリーグ戦が行われ、多くの試合を行うことで野球のルールに慣れると共に技術的な部分も身につけていきます。ジュニアの選手たちも試合で揉まれることで逞しく成長し、4年生からの硬式野球に向けて鍛えられていくのです。

また、日頃は、4年生以上の練習試合で他チームと練習試合などを組むときに、ジュニアチーム同士で練習試合を行うこともあります。特にいつも練習している江戸川グランドではジュニア専用の練習グランドもあり、お兄ちゃんたちが練習試合をしている隣のグランドで、ジュニアも練習試合をしているという光景がよく見られます。