「ひとりももれずに 住み慣れた地域で
   その人らしく豊かに ともに生きる」

人が大切にしたいことや、好きなこと、やりたいことなどは、その人の固有の価値観や個性であり、「自分らしさ」を形作っています。そして多様な「自分らしさ」が集まる社会が普通の社会であり、私たちはそのような社会で生活しています。

野洲慈恵会の理念は、社会福祉の視点に基づき、たとえ高齢になっても、障がいがあっても、子どもであっても、誰もが住み慣れた場所での、「自分らしい」豊かな暮らしを支え、そのような地域社会の実現を目指す、という意味であり、理念の中の『ひとりももれずに』には、この思いに対する強い決意があります。

子どもから高齢者の方まですべての人たちが、自らの安心出来る居場所を見つけ、そこで自分らしく、誰かと関わりあいながら、その人らしく豊かに、穏やかに暮らしていけることを大切にしていきます。