• 修士2年の天野未空さんが日本気象学会2023年度秋季大会松野賞を受賞しました!

    https://www.metsoc.jp/2023/12/16/33550

  • 修士2年の天野未空さんの論文「2010 年以降の猛暑頻発・冷夏不発生は、気候のレジームシフトが一因」がJournal of Climateに掲載されました.

    論文:https://doi.org/10.1175/JCLI-D-23-0191.1
    プレス発表資料:https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/release/cat775/post-73.html

  • 立花研の山中晴名さん(修士2年)が
    2022年11月29日,令和4年度 日本気象学会 中部支部研究会 中部支部長賞を受賞しました.

    受賞者:山中晴名
    受賞名:中部支部長賞(第4回)
    受賞日:2022年11月29日
    受賞題目: 洋上直接観測データで視る北海道西岸帯状雲
    受賞理由:北海道西岸帯状雲や石狩湾小低気圧は、北海道の石狩平野に大雪をしばしばもたらすことが知られている。しかし、その発生・発達要因については、その内部構造を海上で直接観測した例がないため、海上部分の推定がどの程度正しいものか不明であった。山中会員は、日本海観測隊の一員として、石狩湾小低気圧にともなう帯状雲の洋上観測を
    行った。その観測結果と気象庁メソ数値予報モデル(MSM)を比較した結果、MSM が小低気圧の強度を過小に予想しており、その要因が観測で見られた利尻島沖の海面水温の急勾配が MSM の下部境界値である海面水温(HIMSST)で表現できていないことによると仮説を立てた。この仮説を立証するため、利尻島以北の海域の海面水温を冷やした数値実験、これに加え利尻島以南の海面水温を暖めた数値実験等を行い、利尻島沖の海面水温の急勾配が小低気圧の発達に関連していることを示唆した。このように、観測事実や数値シミュレーションに基づいてあらたな知見を得るとともに、本研究について誰もが理解しやすい明快なプレゼンテーションを行った。以上の理由から、支部長賞に選定した。

    https://www.metsoc.jp/chubu/kenkyukai_award.html

  • 修士卒業生の中西友恵さんの論文「アフリカ サヘルの雨が,北極を回るユーラシア横断テレコネクションを誘発ー2018年猛暑にも影響かー」がClimate Dynamicsに掲載されました.

    論文:https://doi.org/10.1007/s00382-021-05804-x
    要旨:https://atm.bio.mie-u.ac.jp/papers/nakanishi-kyoto210131.pdf
    概要:https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/release/cat-1/post-39.html
    プレス発表資料:https://www.mie-u.ac.jp/R-navi/release/files/568aaad9a130f29942bac72ab2c76c42.pdf
    資料:https://atm.bio.mie-u.ac.jp/papers/nakanishi-master210209.pptx

  • 太田圭祐さん(修士2年)が
    2020年11月18日,日本雪氷学会 雪氷研究大会2020 学生優秀発表賞を受賞しました。

    受賞者:太田圭祐
    受賞名:学生優秀発表賞
    受賞日:2020年11月18日
    受賞題目:過去最少のチャクチ海海氷が強化した2017/18年東アジアの異常な寒冬

    https://sites.google.com/view/2020jcsir-online/%E5%AD%A6%E7%94%9F%E5%84%AA%E7%A7%80%E7%99%BA%E8%A1%A8%E8%B3%9E

  • 立花研の中西友恵さん(学部4年)が
    2018年11月30日,平成30年度 日本気象学会 中部支部研究会 中部支部長賞を受賞しました.

    受賞者:中西友恵
    受賞名:中部支部長賞(第1回)
    受賞日:2018年11月30日
    受賞題目: アフリカ サヘルの対流変動が駆動する北半球大気循環パターン
    受賞理由:中西友恵さんは、アフリカサヘル地域の対流活動が中緯度の大気循環に遠隔的に影響を及ぼす可能性について解析した研究を発表した。研究発表では、研究の背景および学術的課題とその重要性、並びに先行研究に対する優位性が明確に示されていた。また研究結果は良く洗練されており、その解釈はきわめて論理的かつ明解である。学部四年として優秀な研究成果が得られており、完成度、将来性とも非常に高い。以上の理由から、中西友恵さんを平成30年度日本気象学会中部支部長賞に選定した。

    https://www.metsoc.jp/chubu/kenkyukai_award.html