結婚式のゲスト、式典、入卒式など「ハレの日」にふさわしいお気に入りの着物を探しませんか？ 基本的に「式」とつく場はフォーマルシーンと判断しても大丈夫です。 フォーマルシーンは総じて華やかで上品な柄が多いのも特徴で、もちろんシックな柄行のものもありますが、それはその方の年齢やお好み、また自分が主役の場所なのか、それとも主役をたてるべき立場なのかを考えて選ばれるといいと思います。

カジュアル着物は普段着感覚で気軽に、自由に、オシャレに楽しむことができます。 種別としておもに小紋や紬きもの、木綿絣、御召、ウール着などがあり、もっともカジュアルな着物として浴衣があります。 人気の高い木綿の着物やウール着は単衣仕立てが一般的なので、真夏を除いて秋・冬・春と3シーズンで活躍してくれます。

帯の種類は大きく分けて「礼装用の袋帯」、「普段着などに使う名古屋帯」、 「普段着や浴衣に使う半幅帯」の3つに分けられます。着物同様に帯もデザインや素材、 柄なども様々ありシーンに合わせ選ぶことがオシャレに着物を着こなすポイントとなります。

着物を着るのに欠かせないのが、「装飾小物」と「着付け小物」です。 その種類は多岐にわたり、帯締め・帯揚げ・帯留め・腰紐といった紐類から、バッグ類・足袋や草履・扇子・かんざし（簪）・風呂敷まで実に様々なアイテムがあり、着物の装いを更に輝かせてくれる大切なアクセントになります。