• 産業カウンセラーは職場でカウンセリングを行うカウンセラーです。心理学的手法を用いて、働く人が抱える問題を自らの力で解決できるように支援することを主たる業務としています。その仕事は時代によりいろいろ変化してきました。最初の頃(高度成長期の初期)は地方から集団就職してきた多くの若者の支援者として、また高度成長期の最盛期には、OA革命に象徴される職場環境の激変でメンタルヘルスの推進者として、そして今ではグローバル社会の中で、厳しい競争や環境の下、ストレスを抱え悩んでいる多くの人達の良き理解者・支援者として活躍しています。

    カウンセラーはコンサルタントでもなければ、身の上相談者でもありません。私たちは、人間はより良い自己を目指して生きていく、素晴らしい力をもっているという確信を持って、それを支援する者と考えていますから、クライエントの伴走者を任じています。