10月 抹香時計

10月のテーマは『浮世絵』そして
『世界に羽ばたく日本のブルー』

江戸時代に入ると、文化の中心は庶民へと移っていきます。

今月は、庶民の娯楽として、人気の高かった『浮世絵』とそれに使われた色で、世界を魅了した日本のブルーについてお話します。

お香のワークでは、『香時計』を作って楽しみます。
時間に追われ、慌ただしく過ぎていく日常の中で改めて『時を刻む』ということを意識させてくれるのが香時計です。
お寺などに置いてあっても、気にも留めなかった時香盤が、急に身近なものに思えて来るかもしれません。

江戸の時計事情を知ることで、この時代の彼らの日常が見えてくることと思います。

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9月 カラー聞香

9月のテーマは「利休とわびさび」 『茶道』『華道』と同様に『香道』も 室町時代にできたシステムです。 お茶といえば千利休ですが、彼が茶の道を確立するまでに、村田珠光、武野紹鴎といった人たちの働きがありました。 そこには、一休さんも絡んできます。 アニメ「一休さん」を彷彿とさせるエピソードも含めて、お茶とお香との関りがおもしろいです。 その時代に流行ったお香の楽しみ方といえば、今につづく『聞香(もんこう)』です。 これはいわば、香りの当てっこゲーム。 彩り香オリジナルの『カラー聞香』を楽しんでいただけます。