5月 塗香
5月のテーマは、『お香の伝来と塗香』
お香の代表格となっている『白檀』のふるさとは、インドです。
インドは暑い国。汗で体臭も強くなります。
人々は、神に祈るという神聖な場所に入る前に、自分の身に『白檀』のかぐわしい香りを塗りつけて清めようとしました。
今月のお香つくりのワークでは、直接、肌に塗り込んで使う『塗香(ずこう)」にトライです。
塗香は、肌に塗り込むことで自身の体温で温められ、自分自身を香りで包み込んでくれるので「和のフレグランス」とも呼ばれます。
香りを身にまとうことで、目には見えない『魔』が入ってこないように、と昔の人は考えました。