5月 塗香
5月のテーマは、『お香の伝来と塗香』 お香の代表格となっている『白檀』のふるさとは、インドです。 インドは暑い国。汗で体臭も強くなります。 人々は、神に祈るという神聖な場所に入る前に、自分の身に『白檀』のかぐわしい香りを塗りつけて清めようとしました。 今月のお香つくりのワークでは、直接、肌に塗り込んで使う『塗香(ずこう)」にトライです。 塗香は、肌に塗り込むことで自身の体温で温められ、自分自身を香りで包み込んでくれるので「和のフレグランス」とも呼ばれます。 香りを身にまとうことで、目には見えない『魔』が入ってこないように、と昔の人は考えました。
6月 曼荼羅ぬり絵とお香
彩り香6月のテーマは『お香と仏教との関わり』 ワークでは、まんだらアートの塗り絵をします。 お香を焚いて、声明の流れる中で取り組むアートの時間は、特別なものになるでしょう。 宇宙とつながり、自分の思いをカタチにして残しましょう。 普段使っているお香は、様々な香原料を調香して作りますが、6月は、単体のお香を楽しんでいただきます。 白檀、桂皮、丁子・・・・ どれも、火をつけると常温での香りの全く違った香りになります。 それらを楽しみながら、耳から入ってくる声明とが醸し出すのは、まるで異次元の世界。 自分自身のココロの変化を、500色の色鉛筆を使って曼荼羅ぬり絵に表現していただきます。