ロキシー・ミュージックのギタリスト、フィル・マンザネラはバンド参加以前にカンタベリー・ロックをベースとしたクワイエット・サンというバンドを率いて活動する。その後、1975年に初ソロ・アルバム『Diamond Head - ダイアモンド・ヘッド』の制作にクワイエット・サンのメンバーを招聘、このアルバムと並行してクワイエット・サンのアルバムも制作する。そして初ソロ・アルバムと同時にリリースされるのがこの『Mainstream - メインストリーム』である。 ゲストにブライアン・イーノとビル・マコーミック(ex.マッチング・モウル)を迎えて2日間約12時間で制作されたこのアルバムは、キング・クリムゾンを彷彿させるアグレッシヴなロック・サウンドとカンタベリー系の繊細でテクニカルなジャズ・ロック・サウンドが融合しており、アルバム全編でテンションの高いパフォーマンスを聴かせる。 今回、2010年のリマスター素材を使用し、世界初のハイブリッドSACDとして独占リリース! <輸入盤国内仕様・日本語解説付 E式シングル紙ジャケット> *Track8-11はCD層のみ
ロキシー・ミュージックのフィル・マンザネラとブライアン・イーノによって結成された801。カーヴド・エアのフランシス・モンクマンやマッチング・モウルのビル・マコーミック、若手実力派ドラマーとして頭角を現わしてきたサイモン・フィリップスといったブリティッシュ・ロック・シーンの強者達をメンバーに迎えた1976年に結成されたスーパーバンドである。 ライヴ性を意識したバンドであるだけにスタジオ作品は制作せず、僅か3回のライヴのみでバンドは解散する(後に1977年に異なるメンバーで再結成)。その3回のライヴの最終日であるロンドンのクイーン・エリザベス・ホールでのコンサートはライヴ・レコーディングされ、このバンドの唯一の記録としてリリースされる。 フィル・マンザネラとブライアン・イーノの楽曲を中心にザ・ビートルズやザ・キンクスなどのカヴァー・ナンバーも大胆なアレンジで披露したセット・リストの全曲を完全収録。 今回、2010年のリマスター素材を使用し、世界初のハイブリッドSACDとして独占リリース! <輸入盤国内仕様・日本語解説付 E式シングル紙ジャケット>
*バンド・ロゴマーク・ステッカー付 3枚のアルバム・リリース時にロンドンで行われた3つのコンサートの模様を完全収録!今回のリリースにあたり1989年の初来日公演の東京公演初日のコンサートを完全収録したボーナス・ディスクが収納されている!
イエスの結成以来、プログレッシヴ・ロックの雄として邁進し続けるエナジー的存在であった故クリス・スクワイア。そしてジェネシスがプログレッシヴ・ロックのトップ・バンドとして位置する為のサウンドのコア的存在であったスティーヴ・ハケット。この2人が奇跡とも云えるサウンド・ユニット<スクアケット>を結成し唯一となるコラボレーション・アルバム『A Life Within A Day - 創造と変革〜ア・ライフ・ウィズイン・ア・デイ』を2012年に創り上げる。 イエスとジェネシスというプログレッシヴ・ロック・シーンを代表するバンドの中心的メンバーの二人はスティーヴ・ハケットのアルバム制作にクリス・スクワイアがゲスト参加したことを機に親交を深め、二人の新たなるユニットによるコラボレーション・アルバムの制作へと向かう。プロデューサーはスティーヴ・ハケットの右腕的存在のロジャー・キング(kbds)が担当、ハケットのアルバムやツアーに参加しているジェレミー・ステーシー(ds)やアマンダ・レーマン(vo)が加わったアルバムは、プログレッシヴ・ロックの王道を歩む素晴らしい仕上がりとなっている。 今回の国内リリースに伴い、オリジナルマスターから新たに作成した5.1マルチ・チャンネル高品質SACDハイブリッド音源として初めてリリースされる。 クリス・スクワイアの急逝から一枚のみで終わったこのサウンド・ユニットによる本作は、正に奇跡の作品だ!
活動歴が半世紀を超え、幾度もの解散・再結成・活動中止・メンバー・チェンジなどの紆余曲折を経ながらも今なおプログレッシヴ・ロック・シーンのトップ・バンドとして君臨するイエス。彼らのアルバム『Talk - トーク』リリース30周年を記念したスペシャル・ボックスがリリース! 1983年にリリースしたアルバム『90125 - ロンリー・ハート』の世界的なヒットにより劇的な復活を遂げたイエス。そのメンバーで制作されたアルバム『Talk - トーク』は1994年にリリースされる。ジョン・アンダーソンの意思を反映させ、トレヴァー・ラビンが中心となって制作されたアルバムは前2作の延長線上のサウンド・スタイルな内容で、久々に3部構成の大作である‘Endless Dream - エンドレス・ドリーム'が収録されている。更にバンド・ロゴはロジャー・ディーンではなく、ピーター・マックス制作のロゴが使用される。 4CDボックスでのリリースに際し、オリジナル・マスターからリマスタリングが施される。さらに1994年の北米ツアーのニューヨーク公演を2枚のCDに完全収録。そしてジョン・アンダーソンとトレヴァー・ラビンのインタビューを中心としたブックレットが付属される。 今回の輸入国内盤仕様でのリリースに際し、特別特典として『Talk - トーク』のE式紙ジャケットとブックレットの完全翻訳ブックレットが付属される。 リリース当時は賛否両論を巻き起こした問題作であったが、このスペシャル・ボックスによって再評価されるであろう。