【Noël de Bijou】 ― ひとかけらの輝きに込めた、ホリデーの贈り物 ― 冬のとある街角で 空から舞い降りるものを集めている人たちがいました。 それは宝石のように見えながらも、 冷たさも硬さもなく、かすかにあたたかい。 やさしさや、言葉にならなかった願いが、 そっと結晶になったものだと言います。 手にすくったそのかけらを、 ひとつずつリボンで包み、とっておく。 意味づけも、言い訳も...