釧路町は、北海道東部の釧路地方に位置し、釧路市と隣接し、昭和50年代から隣接する釧路市のベッドタウンとして栄え、人口が急激に増加するとともに、郊外型大規模店等の進出が相次ぎ、現在では釧路市中心部を超える一大商業地を形成しています。 総面積は254.14㎢でそのうち74.8%は山林。町域はL字型の形状で平坦な釧路原野からなり、南は太平洋に面しています。 気候は、海岸部と内陸部では異なり、海岸部では春から夏にかけて発生する海霧のため日照時間が少なく太平洋沿岸の寒流の影響により冷涼ですが、内陸部は海霧の影響も比較的少なく温暖で穏やかな気候です。 また、冬期においては全町域にわたって降水量が少なく寒冷で地下凍結も少なくなっています。 原始時代からの歴史を刻む釧路湿原と青く広がる太平洋に面した自然の豊かさを活かしつつ、農林業はもちろん、水産業においては昆布・サケ・牡蠣・うに・ホッキ等が水揚げされますが、そのうち牡蠣は「仙鳳趾産牡蠣」としてとても有名です。