商品紹介See more
9月イベント
恒例のいちのみや楽市開催日
【開催日時】9月13日(金)10時~18時
【会場】一宮名鉄駅コンコース
皆様のお越しをお待ちいたしております
有限会社尾関喜撚糸
当社は繊維の街尾州地区の中心の一宮市で昭和30年から撚糸業を営んでいます
父の跡を引き継ぎ現在2代目です
撚糸とは糸を撚り(より)合わせること、簡単に言うと「ねじる」ことで
糸加工の一つです。
どんなものを作るにもまずは糸づくり=撚糸加工をします
出来上がる製品の品質性質を左右するとても重要でなくてはならない工程の一つですがほとんどの人が知らない影のお仕事です。
最近目にする洋服などの商品はほとんどが海外製
安価な材料と安価な労働力を求められた結果、日本製がどんどん少なくなってしまいました。
撚糸業も同じ
一宮市が調べる「一宮市の工業」資料でもその衰退ぶりは顕著です
昭和41年7672社あった繊維工業の事務所数が令和2年219社に
繊維の街といわれながら産業全体の89%⇒30%まで落ち込んでしまいました
上がらない加工賃、原油高、後継者がいない
さらには機械が壊れても直す部品がない、そもそも機械を作っていた会社がもう無いという、ないない尽くしの業界
廃業する工場のうわさを聞きつけるとその工場に部品取りに行き、部品を確保するという、なんでも簡単に手に入る時代の話とは思えない苦労もあります
撚糸業は無くさない、日本製にこだわる人にこの先も安心の製品を提供し続けたい
生き残りをかけて取り組んだのが自社製品づくりです
2017年より、大変高価なホールガーメント横編機を導入して、糸から製品までを自社一貫できる体制を整えました
しかし、製品づくりは初挑戦、機械の操作も難しく毎日苦難の連続でした。
それでも、メイドインジャパンを守りたいという強い想いで乗り越えてきました.
2020年2月頃始まったコロナによるマスク不足
編み機でシルクのマスクを作って販売、これがきっかけで当社の存在を知っていただけるようになり少しづつ売り上げを伸ばしてきました
ところが2022年から始まった円安、ウクライナ戦争の影響で原材料の高騰、ガソリン価格、電気代の高騰、そして昨今の働き形改革による賃金上昇などで
当社を取り巻く状況もどんどん悪化
シルクの混率を下げるなどして原材料費を抑える会社が多数ある中、当社がこだわる「素材は絶対に質を落としたくない」というこだわりで現在頑張っています。
お客様がほんとに欲しいものは何だろう
価格の安いもの?それとも高品質で安心なもの?
絶えず葛藤しながら製品づくりをしています
「1本の糸から始まる快適な暮らし」
この理念に恥じることのない製品づくりをしてこれからも頑張っていきます
店舗案内
有限会社尾関喜撚糸事務所内に小さなショップを開いています、お気軽にお立ち寄りください。
Social media
Basic info
平日8:00~18:00 土曜日8:00~12:00
- Mon00:00 - 00:00
- Tue00:00 - 00:00
- Wed00:00 - 00:00
- Thu00:00 - 00:00
- Fri00:00 - 00:00
- Sat00:00 - 00:00
- Sun00:00 - 00:00