■おいしいものでひとのしあわせをつくりなさい  私たちの代表である渡邉大作は口グセのように言います。商品開発会議で、営業の企画会議で、朝礼で、ランチミーティングで… さらにはコーヒータイムの雑談ですらこう言います。 「おいしいものを食べてると人はみんな笑いながら元気になるだろう」 だからね、味の追求に終わりはないんだから、もっともっと僕たちは探して歩かなきゃダメなんだよねえ。世界にはもっとうまいものがあるじゃないかと思うんだよ。  そして、もっともっとつくってみなさい。つくってみて、食べてみて、そしてまたつくるの繰り返しがさらにおいしさを深めていくんじゃないかと思うんだけど…ねえ、そう思わないかい? だからね、「おいしいもので人のしあわせをつくりなさい」 そのために私たちは存在しているのだから。 ■私たちのめざすおいしいものとは。  私たちの目指している「おいしいもの」、それは単に味がおいしかったり、味付けの技術がすばらしいといった一面ではありません。  味がいいことはもちろんですが、例えば素材の鮮度管理、環境との調和、品質向上への熱い思いや価格のバランス、また生産者の顔が見えるという安心感、地産地消への取り組み等、すべての人々のくらしが食の源である土、水、光、空気、生き物の連鎖、つまり自然環境とつながって循環する「おいしさ」を創造するという考え方に根ざしています。