明治維新とは江戸幕府の体制が崩壊し近代国家形成の契機となった一連の政治社会の大変革のことであり、薩摩藩はその原動力となりました。 薩摩藩は、1862年に横浜で起きた生麦事件に端を発した翌年の薩英戦争により、西洋の軍事力・科学技術のすさまじさと、攘夷の困難さを知りました。 その後、薩摩藩は、西洋文明の吸収に努めるとともに、江戸幕府打倒に向けて大きく動き始め、そして1868年に「明治」という新しい時代が幕を開けることになりました。 2018(平成30)年にその明治維新から150周年という大きな節目を迎えます。この節目を迎えるにあたって、2012(平成24)年から 2018(平成30)年までの期間に、鹿児島市では「明治維新150年カウントダウン事業」として、明治維新までの激動の時代を歩んできた薩摩藩の足跡を振り返るイベントなど様々な取組を実施していきます。