創業1805年、江戸時代-元祖くず餅の船橋屋です。

船橋屋のくず餅の製造工程はおよそ450日。

乳酸発酵した小麦澱粉を蒸し上げたくず餅は、ほのかな香りと酸味、しなやかな食感が特徴です。

出来立てを自然のままにお召上がり頂くために、消費期限はわずか2日間。

刹那の口福のためにかけられたこの時間を、私たちは大切にしております。

【船橋屋の歴史】
東京の下町情緒が色濃く残る江東区亀戸三丁目、亀戸天神のすぐ側に「船橋屋」本店があります。

船橋屋は、江戸は文化二年(一八〇五年)、十一代将軍徳川家斉の頃、創業致しました。

船橋屋初代の勘助の出身地は、下総国(千葉県北部)の船橋で、当時、下総国は良質な小麦の産地でした。

勘助は、亀戸天神が梅や藤の季節に、参拝客でにぎわうのを見て上京し、湯で練った小麦澱粉をせいろで蒸し、黒蜜きな粉をかけて餅を作り上げました。

それがまたたく間に参拝客の垂涎の的となり、いつしか江戸の名物の一つに数えられる程の評判をとりました。

【船橋屋の看板文字】
船橋屋本店・喫茶室には文豪「吉川英治」の手による大看板が掲げられています。

船橋屋の黒蜜を好んで下さったことがご縁で、ケヤキの1枚板に「船橋屋」の見事な墨書を書いて下さいました。

それから、船橋屋の看板文字や商品に記す船橋屋の文字は吉川英治先生に描いて頂いた文字を使用しております。

【船橋屋の商品】
くず餅は全部で4種類の大きさのくず餅を用意しております。

・小箱(1~1.5名様用/24切入)
・中箱(2~3名様用/36切入)
・大箱(4~5名様用/48切入)
・特箱(6~7名様用/60切入)

くず餅のほかにも、あんみつ、ところてんなどの寒天類も用意しております。

伊豆七島産を中心とした国産の天草を使用。

磯の香りが漂う上質な素材から生み出された生寒天と相性の良い素材を吟味したあんみつ類。

・くず餅入り あんみつ
・くず餅入り 白玉あんみつ
・豆かんてん
・ところてん

機会がございましたら、ぜひお試し下さい。