伝統的な日本の建築物あるいは彫刻作品には、「大和比」と呼ばれる独自の比率が採用されてきた。例えば神社でよく目にすることができる、美しく端正な切妻屋根の外観などは、まさにこの比率の賜物と言えよう。その伝統美を最新の技術で住宅へ取り入れたのが、平屋造りの「casa amare(カーサ・アマーレ)」だ。外観は平屋でありながら、室内の間取りを自由自在に変更できる、画期的な2階建ての住まいである。 h...