ひたちなか海浜クリニック

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茨城県の呼吸器内科専門クリニック

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はじめまして、ひたちなか海浜クリニック院長の植田孔明です。  当院の診療コンセプトである‘All for Patients‘をモットーに、より住みやすい地域を目指し、地元総合病院等と連携し呼吸器内科の外来診療をより一層充実させていきますので、どうぞお気軽にご利用ください。  当院外来の命題は、第一に「「もう少し早く見つかっていれば・・・」という症例を如何に少なくするか」です。特に癌などの悪性疾患は、発見時には既に進行している症例も少なくありません。その中には身体が出している異変に気づいていれば進行前に発見できる症例もあります。「助かる人は助からなくてはならない」「治る病気は治らなければならない」と強く思います。それは悪性疾患のみならず全ての疾患に対してそうあるべきと考えます。  第2の命題は、「如何に病気にならないか」です。命を落とすのは決して癌だけではありません。高血圧・高脂血症・糖尿病から脳梗塞や心筋梗塞を発症し命を落としてしまう恐れもあります。当院外来に定期受診中の患者さんはもとより、当地域全ての方の健康管理を行ない、病気の早期発見とその管理を徹底し、さらなる病気の発症を予防していきたいと考えております。未病の内に発見し治すことが大切です。  残念ながら、2016年04月から呼吸器内科に特化したため、喘息・COPD・睡眠時無呼吸診断と治療という狭い領域での地域貢献となってしまいました。皆様には多大なご迷惑をおかけいたしております。誠に申し訳ありません。  しかし、狭い領域だからこそ細やかな診断と治療がよりいっそう出来るようになったと思います。  これからもスタッフ一同`All for Patients= All for Ourself`を目指し、この地域の住民みんなが元気で楽しく長生きできるような地域にすべく日々努力していきますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。

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診療情報

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診療内容

気管支喘息

喘息ってどんな病気?  繰り返し発生する咳やゼーゼーする呼吸を特徴とする病気です。夜間や早朝に増悪するケースが多く見受けられます。夜間には気道を狭くする神経(副交感神経)の働きが活発になるためです。  喘息発症の原因としては、気道が炎症により刺激に対して過敏になり、その結果、気道が狭くなることが考えられます。喘息は必ずしもゼーゼーするとは限りません。気道が強く狭くならなければ咳のみが症状の場合もあります。それを咳喘息といいます。放置すると気道が本格的に狭くなり、ゼーゼーする喘息に至るケース(30%)もあります。  余り知られていませんが、喘息の本当の病名は「慢性剥離性好酸球性気管支炎」といいます。文字通り、一旦発病すると慢性であるので高血圧等の成人病と同様に永続的に続きます。実は結構こわい病気なのです。 症状 基本的に気管支炎であるので咳痰などの症状が主流ですが、軽症の方は喉の違和感のみの場合もあります。重症になると喘鳴(ゼンメイ)を認めます。軽症の場合は必ずしも毎日症状が出るとは限りません。季節性に変動があるなど、重症の場合は除き無治療でも自然に症状が治まるケースも少なくありません。しかし、気管支の炎症は症状が無くても続くため、軽症で始まったはずの喘息も治療の継続を行わなかった場合には、ある日突然に重症になって症状が現れてしまいます。気管支の炎症がながければ長いほど気管支が線維化し、どんどん硬くなっていきます。ある一線を超えるとリモデリングという不可逆的な変化が起こり症状を治すことができなくなります。そうならないように、症状があるときはもちろん、症状がないときも治療を継続する必要があります。 診断  喘息を診断するための明確な診断基準は現在のところありません。気道に炎症があること、気道の過敏性が高まること、薬剤を用いて気道の狭さが元に戻ることなどを証明すれば診断できます。しかし、日常診療においてはその実施は難しく、症状・呼吸機能検査(ピークフローなど)・治療に対する反応から診断せざるを得ませんでした。  当院では、2014年08月から呼気中の一酸化炭素(以下NO)濃度測定が可能となり、喘息の診断から管理までを科学的に行えるようになりました。喘息では、主にアレルギー性(好酸球性)の炎症が気道で発生します。その炎症によって気道の上皮細胞内に誘導型NO合成酵素が発現した結果、NO産生が増加します。呼気中のNOを測定することによって気道のアレルギー性炎症の有無、つまり喘息の有無が確認できます。そして、その数値は喘息のコントロールの指標にも使えます。値が下がればコントロール良好、上昇すればコントロール不良といったようにです。咳が止まらない方がいらっしゃいましたら肺がん検診とともに検査をおすすめします。 治療  気道の炎症を沈める治療が最も重要です。中心的な治療がステロイドの吸入療法です。ステロイドの内服治療と違い、全身への影響は極めて少なく安心して使用できます。ステロイドは抗炎症効果が非常に強く、吸入することによって気道に直接作用し炎症を抑えてくれます。その結果、喘息の症状が消失します。  症状が消失しても気道の炎症が良くなっていない場合があります。その場合、吸入治療を中止すると再び症状が出てくる可能性があります。当院ではNOを測定しながら治療を勧めることができるので安心です。症状を見ながら気道のアレルギー性炎症を抑えるため抗アレルギー剤を併用します。症状が重い場合には、吸入薬の効果が現れるまでの短期間だけステロイドの内服治療を行うことも有ります。  喘息の治療をしっかり適切に受けていないと、気道が狭いまま硬くなって治らない喘息になります。そうならないように治療継続のため定期的に通院しましょう。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)ってどんな病気  睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返し、熟睡できずに日中の過度の眠気を来すだけではなく、夜間突然死などとの関連が指摘されています。健康と思われる成人の中にもSASの患者さんは数多く、人口の2~3%と推定されています。 症状  呼吸が10秒以上止まっている(無呼吸)または、呼吸の大きさが著しく低下(低呼吸)します。習慣性の強いいびき、夜間にトイレに何度も起きる、起床時の頭痛や日中の眠気・倦怠感などが代表的な症状です。いずれかに心当たりのある方は検査をおすすめします。   SASは上記症状以外にも、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病と密接な関係があり、様々な合併症を高率に発生させます。 診断  SASが疑われた場合、まずはご自宅で簡易検査を行ないます。鼻カヌラと指にSPO2(酸素飽和度)を測定する器械を装着していただきます。その検査で異常値が出た場合には、睡眠時の脳波を含めた精密検査を行ないます。 治療  軽症の場合は減量や生活習慣の改善などにより症状が改善する可能性があります。しかし、ある程度進んだ症状の患者さんは、ひどい眠気のため気力が低下し、減量や生活習慣の改善にもなかなか前向きになることが出来ません。こうした患者さんにはCPAPという装置を用いた治療が必要です。  CPAPとは鼻に装着したマスクから空気を送り込み、一定以上の圧力を気道にかける装置です。それにより気道が広がり、いびきが無くなった結果、熟睡が可能となります。いびきが無くなったら、どうして熟睡できるのか?いびきにより息が止まったり(無呼吸)、息が小さく(低呼吸)なったの結果、血中の酸素飽和度が少なくなり、眠っている間に脳が酸欠に陥ります。そのために脳が眠れないのです。CPAPを装着することにより、いびきが減少し、眠っている間、脳に十分な酸素が回るように成るのです。それにより脳が休まる、つまり熟睡できるようになります。  CPAP療法は夜間のイビキ・無呼吸を改善することによって、良眠が得られるばかりではなく、将来の高血圧や糖尿病、心筋梗塞や脳梗塞などの予防のほか、交通事故の防止にも役立ちます。特に睡眠時無呼吸患者の交通事故が現在問題になっており、十分な治療がなされいていない状況での交通事故は飲酒運転と同じ罰則が与えられるようになりました。  しっかり治療して快適な生活をお送りください。  急な病気などで来院できない場合を除き、保険診療でCPAP療法を行うには1回/月の通院が絶対条件のため、来院なければ治療継続ができませんので通院を忘れないようにしてください。

COPD

COPDってどんな病気  COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは有毒な粒子やガスの吸入によって生じた肺の炎症反応に基づく進行性の気流制限が発生する病気です。つまり、喫煙、大気汚染、職業上で吸入する粉塵(ホコリ)や化学物質(蒸気、刺激性物質や煙)、受動喫煙などにより肺が炎症を起こし、気道(空気の通り道)が狭くなる病気です。喫煙に関しては、たとえ禁煙をしても気道の変化は不可逆性(元に戻らないこと)です。らに、喫煙量が増えると肺の気腫性病変(肺気腫)も増加し、COPDの病状に拍車を掛けます。喫煙されている方は早めの禁煙が必要です。 症状 多くの場合は喫煙者で、労作時の呼吸困難と慢性の咳・痰が主な症状です。 口をすぼめて息を吐いたり(口すぼめ呼吸)、ビア樽状の胸郭と言われる胸の前後径の増大などの出現は重症になるまで出現しないことが多い。   診断 COPDの診断は、咳、痰、労作時の息切れなどの臨床症状がある場合や、喫煙歴などCOPD危険因子を有する中高年者であれば常に疑う必要があります。 1.呼吸機能検査  スパイログラムという検査器械を用いて検査を行ないます。一秒率が70%以下の場合、COPDと診断いたします。ただし他の疾患(肺癌や肺炎などの炎症性肺疾患など)の場合もありますので、レントゲンやCTでも評価する必要があります。また、一秒率が70%より多くても、肺活量の50%および25%での気流速度が低下している場合もCOPDの可能性があります。症状と合わせて診断いたします。 2.胸部レントゲン  他の疾患を除外するため、および比較的進行した肺気腫の病変や気道病変を診断 するために行ないます。COPD(肺気腫が優位)の場合は、正面写真で①肺野の透過性口唇、②肺や末梢血管影の狭小化、③横隔膜の平坦化、④滴状心による心胸郭比の減少、⑤肋間腔(肋間の距離)開大などが特徴的です。しかし、早期のCOPDを発見できることは出来ないので、胸部CT診断が必要です。 3.胸部CT  肺や全体の病変のランク付けを行ない、その合計で評価する方法が一般的です。 肺野を左右、上・中・下の計6つのエリアに分けて、それぞれについて肺気腫の広がりの程度で5段階に分け0~4点で点数を付けます。計24点満点で評価します。 当院ではコンピューターで解析いたしますので、客観的に評価が可能です。 4.呼気一酸化窒素(NO)測定検査  COPDに喘息が合併するケースがあります。 喘息合併の場合は通常のCOPDと治療が異なりますので、呼吸機能検査と合わせて検査する必要があります。 治療  COPD患者において肺・気道の炎症や、それに伴う閉塞障害(気道において空気の流れが悪いこと)が進行することを抑える有効な薬剤は現時点ではありません。したがって、原因の多くを占めるタバコに対して喫煙防止と禁煙を行う必要があります。しかし、以下に挙げる薬剤は症状を軽くしたり増悪を予防できるため、積極的な治療が必要です。労作時の息切れや咳などを改善できるので生活の質(QOL)の改善が可能です。  COPDと診断されても決して諦めることなく治療を受け、今後の人生を有意義に過ごしてください。 1.気管支拡張薬  薬物治療の中心的な役割を示すのが気管支拡張薬です。症状を軽減し生活の質(QOL)を改善します。 2.抗コリン吸入薬  気管支喘息の気道収縮は炎症細胞由来のケミカルメディエーターが関与しますが、COPDの場合は迷走神経(自律神経)由来のアセチルコリンが主な原因です。そのアセチルコリンをブロックし気道の収縮を抑える薬剤です。気道に直接作用させるため吸入する薬剤です。常用量の使用であれば全身的な副作用はほとんどありませんが、前立腺肥大を有する人は尿閉(尿がでない)を来したり、緑内障を悪化させることが報告されています。使用前に問診し確認します。 3.β2刺激吸入薬  気道のβ受容体を刺激して気道を拡張させます。抗コリン剤と同様に吸入する薬剤です。副作用としては頻脈や手指の震えなどが有りますが、常用量では問題ありません。 4.グルココルチコイド(ステロイドホルモン)  経口でステロイドホルモンを長期間にわたってCOPD患者に使用することは、ステロイドミオパチー(筋力の低下、とくに呼吸筋)から呼吸不全を悪化させるため好ましくありません。  吸入ステロイドはCOPDの進行を止めることは出来ませんが、症状増悪回数の多い症例では、増悪回数を減らし、QOL(生活の質)の悪化速度を減らすと言われています。しかし、十分なデータはまだないため、状況を見ながらの使用となります。 5.その他  喀痰の多いCOPD患者は経年的な1秒量の低下(肺機能の低下)が大きいと考えられており、喀痰のケアが重要です

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