金沢医科大学 看護学部

看護学部長 長谷川　雅美 　金沢医科大学は、「生命への畏敬」を建学の精神としております。 看護学部は、高度で多様な社会的ニーズに対応すべく、1973年に開校された本学附属看護学校を改組して2007年に開設され、さらに2015年から専門看護師教育課程を含む大学院看護学研究科が開設されました。 　看護学部では、確かな理論・技術とともに、豊かな人間性と高い倫理観を備え、医療・保健・福祉の領域で活躍できる看護専門職者として、社会貢献できる人材の育成を教育理念としております。 　良質のケアを提供するために、私たちは、人として、確かな観察を通して相手を思いやり、根拠に基づく看護実践ができ、さらに知識の幅を広げ、創意工夫して技術を高めることのできる看護職者を輩出して行きたいと考えております。 　本学で学ぶ学生の皆様には、自分自身を高めるために、国内外のさまざまな機会をとらえてチャレンジできる自立した精神力と幅広い教養を身につけて欲しいと思います。さらに、めまぐるしく変化する現代の社会情勢を背景に、医療人として、社会人として、医師をはじめとする他医療職や周囲の人々と連携し、協働できる看護職者に成長してほしいと願っております。 　本学部では、1人1人の学生に教員一同、誠意をもって丁寧に熱心に対応しております。国家試験対策には特に力を入れ、国内トップクラスの成果を得ております。さらに実技評価（OSCE）を導入するなど、医学部や大学病院と連携した恵まれた学習環境の下で、実践力を高める工夫を随所で試みております。 　看護職をめざす若い人々が金沢医科大学看護学部に関心を持って下さることを心より願っております。