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2025年白えび 今シーズ漁不漁
【能登半島地震、富山湾の白えびに長期的な影を落とす】
2024年元日に発生した能登半島地震は、富山湾の豊かな漁業に甚大な影響を与え続けています。特に、富山湾の宝石と称される白えびは、記録的な不漁に見舞われ、その影響は長期化する見込みです。
【記録的な不漁、その背景にあるもの】
富山湾における白えびの年間水揚げ量は、記録が残る1985年以降で過去最少を記録しました。この深刻な不漁の背景には、能登半島地震による海底地形の変化が大きく関わっています。富山市沖や伏木沖の主要漁場では、地震によって海面の斜面崩壊が確認されており、これが海水の濁りや酸素濃度の低下を引き起こしていると推測されています。
富山県水産研究所の見立てでは、地震前の水準に回復するには少なくとも2~3年、完全に回復するには10年以上を要する可能性も指摘されており、漁業関係者の間には深刻な懸念が広がっています。
【2025年シーズンも続く厳しい状況】
2025年シーズンも、白えび漁は厳しい状況が続いています。4月の解禁当初は、メディアで「豊漁」という文字が踊るほど、2024年シーズンの2倍の水揚げがあった日もありました。しかし、これは相場が2倍以上の高値で推移していたためであり、決して状況が好転したわけではありませんでした。実際、4月20日頃からは水揚げ量が激減し、新湊漁港ではゴールデンウィーク前後にかけて、昨年に続き2年連続の休漁となりました。
【地域経済への影響と今後の展望】
白えび漁の長期的な不振は、富山湾沿岸地域の経済に大きな影響を与えています。漁業関係者だけでなく、加工業者や観光業にも波及し、地域全体の活性化に影を落としています。
富山湾の豊かな生態系が回復し、再び白えびが豊富に水揚げされる日が来ることを、地元住民は切に願っています。そのためには、継続的な調査と、漁業関係者、研究機関、行政が一体となった取り組みが不可欠です。この美しい海の恵みが、再び多くの人々に届けられるようになるまで、私たちはこの問題に目を向け続ける必要があります。
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富山 奥田屋【創業文久元年 魚や】
創業150余年の歴史をもち、五代に渡って目利き人のノウハウと職人の匠の伝統の技を継承してきた奥田屋
早朝の漁港で仕入れた新鮮な旬の魚介類をひとつひとつ真心を込めて調理・製造した手作り。 類稀な地形がもたらす豊饒な海の恵み 富山湾には約500種もの魚介類が育む四季折々の旬の富山湾の魚介類の中から奥田屋の職人がブランドや人気産地のみにとらわれない魚を目利きしています。この見極めた魚の個性を引き立てる最適な手作りの調理・加工の味わい とやま魚食文化の価値創造に取組み続けています。 変わりゆく食環境・食市場において富山のさかなの可能性を広げながら、伝統的な魚食文化の継承を目指し真摯に取組んでいます。
老舗に類する水産加工業者ですが、現在のビジネスにどのような知財的な価値があり、それをどのように保護し、発展させていけるかを見える化することは、地元の魚屋としてノウハウ型企業に転換していく過程にあると考えています。職人気質に取り組みながらも2000年代初頭からいち早くインターネット販売を開始。
富山湾の朝どれ鮮魚や富山湾の魚介類を素材とした熟練の職人手作りの自家製商品を全国に発送しております。
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