大正七年、初代喜代蔵が味噌・醤油の販売を始めたことに始まります。機材や道具も満足にない時代で麹を寝かせる時等は一晩中寝ず麹室の火が消えないよう番をしたり、麹の手入れをしていたそうです。 二代目喜久士は、第二次世界大戦時に激戦地ビルマへ行き奇跡的に故郷へ帰ってきて家業を継ぎました。平和のすばらしさや生きていることのありがたさに感謝して、おいしい味噌や醤油を作ってお客様に恩返しをしようと心に決めました。