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カリヨンが鳴るグダンスクの街角
★北ポーランド・グダンスクの街角から
グダンスク旧市街にあるドゥーギ広場はヨーロッパの街には珍しい通路型の広場です。長さは約500メートル。
豊かなハンザ同盟都市として栄えたグダンスクの歴史の舞台となってきた名所です。華やかな 中世からの歴史 そして 第2次世界対戦前は自由都市として主に ドイツ人 ポーランド人、カシューブ人 その他の人々が共生する町として知られてきました。
★戦う都市
この美しい街は「戦う都市」の顔も持っています。第二次世界大戦は1939年9月1日にドイツの戦艦 セレスヴィヒ ホルシュタインが舞台に着くの町のはずれにあるベステル プラテの守備隊に向けて攻撃を仕掛けたことが発端になりました。メモリアルパーク となっているヴェステルプラッテに行くと当時の守備隊の駐屯地の跡が残っています。そこにはNO MORE WARというポーランド語のメッセージが大きく書かれていて、心が打たれます。数年前にオープンした第二次世界大戦博物館は、戦争への深い 反省と今後への教訓を見る人に教えてくれます。 グダンスクは東欧の自由化運動の先駆けとなった 自主管理労組「連帯(ソリダルノシチ)」発祥の地でもあります。旧市街から北に少し行くとかつてのレーニン造船所の入口左手に連帯ヨーロッパ センター(博物館)があり、共産主義との長い戦いを経て自由を手に入れたポーランド人の忍耐と愛国心を垣間見ることができます。
動画の目の前にあるのは 旧市庁舎。現在はグダンスク市博物館になっていて、オンシーズンには塔の上まで上がることができます。そういえば、ドイツの作家ギュンター・グラスの名作『ブリキの太鼓』の映画版の中で、主人公のオスカル少年がのぼっていたのもこの塔でした。
★アクセス
ワルシャワからのアクセスは特急電車で2時間30分、飛行機なら1時間。列車のチケットは事前にオンラインで購入、または現地の旅行会社で事前購入してホテルに届けてもらうことができます。
毎年7月下旬から8月半ばにかけては7世紀半以上続いている「聖ドミニコ市」*は夏の風物詩。この夏 グランスクにお出かけになってみませんか。
*第763回聖ドミニコ市
開催日程: 2023年7月22日〜8月13日
Basic info
土日及び両国の祝祭日は休み。
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