【「私たちのピース・リスト2023」ご存知ですか？ 】
ここにリスト化されたことに今後注力しよう、さらに盛り上げていこう、は明らかに改革に逆行した動きです。
推進課からのあのアンケートから作成されたものです。
ここにリスト化された意味はかなり大きい。
まだもっと踏み込んでほしいという本音はあれど、現場の先生方が苦しいと声を上げてくださった8000もの回答を、推進課が見える形にしてくれたこと、高...

【不登校を考える②】
『不登校 親子のための教科書ー子どもに寄り添う親の伴走ガイドブック』今村久美2023

「教科書」、という言葉選びに納得しました。

不登校って何なのか、
その時、どうすればいいのか、
学校や先生とどう関わったらいいのか、
相談機関や支援施設にはどんなものかあるのか、
進路選択はどうしたらいいか、

こういったことがとても丁寧にシンプルに、まとめられています。
相談期間や...

【不登校を考える①】

『学校に行かない君が教えてくれたこと』今じんこ2023

「生まれ変わったらいい子になりたい」

「私（母親）が甘いから学校で離れられないのかな」
「逆ですよ、学校が安心できないからお母さんから離れないだけです」（医師）

「学校の環境の方を見直さないで親が付き添っていればそのうち慣れるってわけじゃないからね」（医師）

「これだけ社会が激しく変化しているのに、学校の教...

【「指導」と称して傷つけてはいないか】
昨年の今日の投稿です。
何度でも発信したい。

こういったことが学校の中で繰り返され、先生方の人権感覚も鈍ってくると、兆しとして子どもの目はかげり、登校しぶりが立ち現れます。

・宿題しないと部活でレギュラーに入れない（退部届さえちらつかせる）
・遅刻しそうな生徒を走らせるために怒鳴る
・保健室に行く生徒にいい顔をしない

傷となること、痛みであることを...

【沖縄の教職員の働き方を考える会、2年です】
2年前の今日、友人とこの会を始めました。

2021年10月に、琉球新報さんに考える会の紹介記事、
2022年4月に、RBCさんの夕方ニュースの取材、
同年6月に石垣や那覇市議会で交わされた部活についての答弁の投稿も大きな反響がありました。
県内では、
2023年1月に琉球新報「先生の心が折れたとき〜教員不足問題」の特集が始まり、同月、働き方改革推...

【今すぐ部顧問業務を助けてほしい先生方へ】
「一般社団法人沖縄県部活動支援協会」の大嶺さんという方からご連絡をいただきました。
・部活指導
・練習や大会の引率
・部活の運営計画
・会計業務
・保険加入など
・保護者会運営代行業務(役割・会計業務)
これらを引き受けます、というお話でした。
びっくりしませんか？
部活に係るほぼすべてのことです。
私はとっても驚きました。
将来的には地域移行を目指...

【業務改善の実感、ありますか？】
今中学校は、定期テストを終え、採点返却後、成績処理をしているところです。
テストの点数だけで成績はつけません。
授業の中で取り組んだ課題や成果物を採点評価して、できたこと、頑張ってくれたことを数値化していきます。
授業準備、生徒指導（毎日いろいろ、起こるんです。。。）、登校不安のある生徒への対応、部顧問もしている人は部活指導も。
このレギュラー業務に加え、成績...

【人権教育を行なう先生たちに人権意識が欠けている】
という事実を突きつけてくれたと思いました。
琉球新報8面「論壇」（6月16日付）の記事です。

NPO法人レインボーハートokinawa理事長の竹内清文さんが書きまとめてくださっています。
ーーーーーーー
先日、琉球新報に多様な性に関する県内のある学校の学校講演会の記事が掲載され、「LGBTQの人と友達になりたいですか」という同校が実施した事...

「部活動担当職員」を提案します！

【土日中体連高体連大会、ノンストップで月曜日】
なんですよ。
地域保護者の皆さん、ご存知でしたか？
どこに、授業準備する時間があるでしょうか。
どこに、先生方が休養する時間があるでしょうか。
これで月曜からの1週間、笑顔で先生方、頑張れると思いますか？
（部活生も出ずっばり、キツイですよね）

部顧問をするとこれが何度も何度もあるんです。。。

県内で多くの部活生がこの大会に向け練習を重ねてき...

【シンポジウム、大注目のあのスライド】※拡散希望※
シンポジウムでは、写真撮影ができませんでした。
その中で最も撮りたくて撮りたくてたまらなかったスライドが、5/22付の一面に掲載されていた写真のものです。

せっかくなので、この投稿を読んでくださってる皆さんにも改めてその内容をお伝えしたいです。
新設の働き方推進課が行ったアンケートに挙げられた「現場の先生方からの改善案」が一枚のスライドに列...

【とてもとても、貴重な場に参加することができました】
シンポジウム「教員不足　打開への一歩」2023.05.21 琉球新報ホール

〈基調講演〉（佐久間亜紀氏）
・先生方が忙しいとその皺寄せは子どもたちにいく。誰かの、ではない、みんなの子どもの問題（私たちが直面している問題はみんなの問題）
・「教員不足」と「教員未配置」は違う
・2001年以降、三位一体改革による国の予算割り当てが変わった（減...

【全国学調、何で自校採点なんてしないといけないの？】
ご存じでしたか？
国は、小学校16億、中学校は18億も業者にお金を払って採点をしています。
どうして沖縄県はこの採点を現場の先生方にさせ、しかもweb入力までさせるのでしょうか。
本物の解答用紙は国に返送しないといけないので、解答するために、PDFデータをとり、コピーもします。
1枚でも事務部に報告しながらコピーする毎日なのに、このコピー代...

【R5業務改善宣言、しませんか？】
さぁいよいよ明日からです。
新年度の職員会議の始まりは、どの学校もおそらく服務規定から。
その場面でこう意見する予定です。

「今、服務規定が確認されました。これに則って、これから話し合われる各種取り組みが就業時間の前後に設定されたり、はみ出したりすることがないよう、全員で気をつけて見ていく必要があると思います。残業しない、持ち帰らない、部活以外で休日出勤し...

【先生方の人権の話です。】
勤務校の誇るべき取組を紹介します。
写真は、部活動（部顧問）希望調査です。

まず一番最初に、「顧問を担当するか、しないか」の質問項目があります。
これまでどの学校に勤務してもこの項目はありませんでしたし、希望調査すら取らず、担当が全職員を部顧問に割り当てていることもありました。

部活動は教育課程外です。
地域移行の話も進んでいます、そもそも「業務」でもありません...

本日、2/20(月)16時半〜県庁前駅付近でサイレント・スタンディングを行います。
この趣旨に賛同してくださる方は、FacebookやTwitterなどでハッシュタグ「#40人学級に戻すのをやめて」をつけて投稿、リツイートお願いします。

これ以上、先生がいなくなること、子どもたちに不安や寂しさを引き受けさせること、なんとかしたいです。
県教委にも「戻ってみよう」と思える施策を打ち出してほしい...

【うるま市教委、教員働き方改革年度内にも提言〜市町村教委が動くということ②】
知人からあるスクショが送られてきました。

市内小中学校において、留守電導入も含めた先生方の電話対応時間についての通知でした。

・学校への問い合わせは教職員の勤務時間内（8:15~16:45）
・欠席、遅刻の連絡は保護者連絡用アプリで。
・放課後の子どもの安全に関わる事件や事故の緊急対応は警察、消防へ。
・警察、消...

 【市町村ごとに、はっきり見えます。〜市町村教委が動くということ①】

ちょっと興味深い資料を見つけました。

「令和4年度 教育委員会における 学校の働き方改革のための取組状況調査
沖縄県　令和4年12月」
タイトルで「おや！」となりますね。
そうです、沖縄県版。
開けてみると、各市町村ごとに、学校の働き方改革のために、各市町村が「何をやっていて、何をやっていないか（今から）」がはっきりわか...

【私も参加します、会場でお会いしませんか？】
アンケート（新報・県議）拡散のご協力、本当に感謝しています。
リーチ数も伸びていて、読んでくださった皆さんが、一人でも多くの知り合いに届けようとしてくださったことを数字を通して実感しています。

今日は、講演会の案内とお誘いです。
来たる2月4日(土)に西本教授による教育特別講演会が開催されます。
対面もオンラインもどちらもOKだそうです。
しかも...

【来ました、ウェブアンケート！】
読んでいてムズムズしたなら、それはご自身が直面している「もっとこんなことがある」を伝えたくなった証拠です（きっと）。

新報の特集「先生の心が折れたとき」、連日先生方のリアルが綴られていて、昨日の全国学力テストや教職員評価システム導入の話にも激しく同意しながら読んでいました。
（考える会は、全国学力テストも教職員評価システムも廃止するべきと考えていますし、その...

【まだプロローグ〜琉球新報「先生の心が折れたとき」】
「午後9時 終わらぬ業務」プロローグ①小学校（1/1/6月）
・午前6時半出勤、帰っても授業準備
・「教員以外でもできる仕事いくつも」

「部活指導 負担重く」プロローグ②中学校（1/17火）
・顧問の責務、土日も出勤
・休憩ゼロ 当たり前
・「休むと他の人に仕事が

「進路指導 朝夕に講座」プロローグ③高校
・将来に伴走 心理的負担も
・...

【先生の心が折れたとき〜教員不足問題〜】
この特集記事が連載で組まれることを年末の予告で知りました。
驚いたのは一面のトップ記事での特集だったことです（1月16日付）。
過労死ライン、自己犠牲、精神疾患・・・厳しい言葉が並びます。
これを読んでますます教員不足が加速するのでは？
どういうつもり？
周りから聞こえる声です、私も少し前までこういった反応に正直怯んでしまう部分がありました。
しかし。...

【不登校と通知表】
1／10付の琉球新報教育面です。
ーーーーーーー
東京都内の大学2年酒口凪音さん（19）の話。

「普通から外れてしまった」という現実を突きつけられるようだった。

無機質に並んだ斜線を目にするたびに、当時の酒口さんは「数字すら付けてもらえない。人生が止まっている。」と強い焦燥感を覚えた。それでもなぜか、目を通さずにいられなかった。

「不登校の自分には、乱暴なものだった。...

【新しい部活動ヘ　パブコメで意見を届けられます！】
パブコメって送ったことありますか？
思いつくまま自由に記述、というのは少し違って、「書き方」があります（個人的には正直少し面倒・・・でもダイレクトに国に意見を届けられるチャンスなのでやります。）
資料の何行目、どの文言に対してどのような意見を持っているのか、そういった感じです。
気になる資料から、できる分で構いません。
一緒に参加しませんか？...

【私たちの「当たり前」も、見直したい①】
『自律と尊重を育む学校』（工藤勇一編著　時事通信社2022）を読んでいます。
ーーーーーーーー
こんな始業式になっていませんか。
●「規律」を守らせることが先生たちの最上位目標になっており、怒鳴り声など、先生が厳しく当たっている姿が散見される。
●生徒指導担当の先生が、「これからの生活を引き締めるように」と怖い顔で話す。これでは、脅しているだけです。
...

【採用試験、59歳まで受験できます！】
今日発表の速報でした、また驚きました。
実質採用年齢上限撤廃です。

沖教組と高教組の強い動きもあったとのこと、現場の窮状を受け、声を上げて下さった方々にも心から感謝と敬意を表します。

これまで現場を支えてくださっていた先輩方、学校に、帰ってきてくれませんか。マンパワーが必要です。
支えあって、補い合って、また現場で子どもたちの成長を一緒に見守ってほし...

「そろっているのが美しい」ーそういう場面も確かにある。
だけど、今はもう工業化社会ではない。
多様性を認め合う時代に、やっと、少しずつだけど、なった。
地域の公立学校の大人として、私が職員にも生徒にも伝えるのは、君たちは整列も行進も一糸乱れず行う必要はない。
自分の歩幅で歩こう。
ーーー学びの場は誰にでも温かくあるべし。温かい学校を作ろう。

工藤勇一さんの投稿にあった記事をそのまま紹介してい...

【先生方の保健室、設置を】
先生方の精神疾患による病気休職者を減らすため、専門家集団による大きなプロジェクトがここ沖縄から動き始めています。
先生方が教育活動に専念できる環境を整備するため、先生方のための保健室「健康管理室」の設置を県教委に求めたとのことです。
14年連続超過勤務ワースト１…沖縄には、先生方の働き方の課題が、凝縮されているのかもしれません。

共に働く仲間も、そして自分自身もこ...

【夏休みが明けます】
家庭児童相談員、教育相談員やスクールカウンセラーとして、15年以上活躍なさっている渡名喜早苗さんの投稿をシェアします。
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夏休みが明けて…

体調不良、登校渋り…のご相談をたくさん頂いています。
長く楽しかった夏休みが終わり、色々な気持ちになるよね…😓

  保護者の皆さん
我が子の状況を1日も早く改善したくて、色々な方に相談すると思います。が...

沖縄の教職員の働き方を考える会

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