大黄甘草湯は便秘に用いられる代表的な漢方薬で、 生薬のダイオウ(大黄)とカンゾウ(甘草)の2つを組み合わせたものです。 便秘薬などの医薬品には、 生薬から抽出・乾燥した「大黄甘草湯エキス」の形で配合されるのが一般的です。 大黄は、 その主成分であるセンノシドの働きによって、大腸を刺激してぜん動運動を高め、排便を促します。 甘草には 緊張を緩和させる作用があり、便秘に伴う腹痛や排便時の痛み...