The Stone of WAKOU

内包されたクラックが美しく映えるようカットされた立体的なポリッシュです。度がありますので、そのままディスプレイしたり、ライト付き台座に乗せても綺麗な水晶です。

江西省産スティブナイト(輝安鉱)です。 アンチモナイトとも呼ばれる輝安鉱はアンチモンの硫化鉱物で、輝安鉱の「安」はアンチモンを意味します。銀色に閃く刀のような様相から日本刀のような美しさと形容されていて、複雑に入り組んで結晶しているのが魅力です。

タンザニア産のツァボライトです。 ツァボライトは、グロッシュラー(灰礬石榴石)の中でも緑色をした鉱物で、グリーンガーネットとも呼ばれています。また、ガーネット(柘榴石）は実は正式な鉱物名ではなく、現在のところ14種類ある鉱物のグループ名です。この商品のガーネットの正式名称は和名で「灰礬柘榴石」といいますが、「灰礬」の「灰」の字はカルシウムを意味し、「礬」はアルミニウムを意味します。

海棲爬虫類モササウルスの歯の化石になります。 体長約12.5〜18メートルもあり、中生代白亜紀、ティラノサウルスやトリケラトプスが陸上を闊歩していた時代の海に生息していた爬虫類の一種です。 口には鋭く頑丈な歯が生えていて、アンモナイトやプレシオサウルス類サメ類などを襲って食していたと想像されます。

幾何学的な模様が特徴的なモロッコ産のゴニアタイト(Goniatite)の化石です。 古いタイプのアンモナイトの仲間で、デボン紀後期(4億1600万年)からぺルム紀(2億5100万年)まで繁栄したそうですが、ペルム紀末期には絶滅し、その後のセラタイトやアンモナイトの繁栄につながったそうです。シンプルな縫合線が特徴的で、繁栄当時は外敵も少なく、ゆるやかに成長と進化を遂げていったのかもしれませんね。

ブラジル産 水晶ブロックです。 ブラジル南東部に位置するミナスジェライス州産の水晶です。表面には鉄分が付着していますが、彫刻品などの制作に使用されるほど、内部の透明度が高い水晶です。