しんぶとう 傷寒論 下痢の漢方で選んでしまいますと、他のいろいろな漢方を選んでしまいそうですが、 同じ下痢でもあくまでその人の状態(病態)で使い分ける漢方、 古典に使うべき状態が明記されていることがこれほど痛感させられる方剤もないのではないでしょうか。 虚証、つまりは体がだいぶ弱ってきて、体の芯に冷えた水が溜まりがち(そういう状態をイメージしてください)。 そういう方はすぐにお腹が冷え...