NPO法人NOT(旧れんげ舎)
NOTは「じゃないほう」を合言葉に問いつづく場づくりをおこなうNPOです。
「普通であること」と「幸福であること」は、別のことです。
本当は望んでいないのに、みんなと同じ「普通な方(standard)」を選んでしまう──
日本社会では、よくあることですよね。
例えばそれは、進学、就職、結婚や子育てなど、常識的で標準的な生き方・選択です。
でも、「普通な方(standard)」を選んでも、自分や周囲の人々が幸せになれるとは限りません。
「普通な方(standard)」が合う人もいれば、合わない人もいるからです。
「普通(standard)」を生きていても、疑問や違和感を抱えている人も大勢いるはずです。
NOTは、「じゃないほう(janaiho)」の選択肢を、探求・創造します。
それは、単に目新しいとか、奇抜なこととか、あまのじゃくに
「逆張り(anti-standard)」をすることではありません。
普通や常識の土台を見つめ、吟味し、土台から新しくしていく。
新しい土台の上に多様な「じゃないほう」をプロトタイピングしていく
──それが、NOTの活動です。
わたしたちは、じゃないほうの選択肢が増えることが、
新しい時代の希望になると信じています。
じゃないほうの未来を、これからの子どもたちへ。
この世界線の延長にはない、じゃないほうの世界線を、選択肢として残します。
代表あいさつ
はじめまして。NOT代表の長田英史(おさだてるちか)です。わたしたちは、1996年の団体設立以来、一環して「個人の思いが尊重される自治的なコミュニティであること」を追求し、独自の活動経験を積み重ねてきました。2010年以降は、行政や企業、他のNPOなどとの協働も増えてきましたが、黎明期は独立独歩、ある意味では孤立した状態で活動をしていました。
困難な時期もありましたが、大きな力の支援に頼らないで自分たちらしく活動する力をつける技と力(=場づくり®)を身につけることが出来ました。
社会状況が変化し、一般の方々が社会活動や地域活動に参加し、「みんなで社会をつくる必要」が生まれました。
わたしたちの「場づくりのチカラ」を、社会の様々な組織やコミュニティの運営と、その支援に役立てていただければと願っています。
代表理事 長田 英史(おさだてるちか)